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【SDGsカジュアル講座#1】なぜ、持続可能社会を目指すのか

国際シンクタンクの経済平和研究所が発表した「世界平和度指数(GPI)2019」によると、日本は2019年の平和度ランキングで9位という状況から推測してみても、十分、今のままで幸せであると思っている人が多いのではないかと思います。これは、世界が直面している課題に対し、日本政府が積極的な姿勢で臨んでこなかったという背景も、こうした問題が日本人には関係ないと思わせてしまった大きな要因であったと考えられます。

では、世界が直面している課題とは何か。
その代表的なものは、
①温室効果ガスによる地球温暖化や海洋汚染、森林破壊といった環境の悪化。
②世界人口のさらなる増加による食糧不足。
③経済格差による貧困。
④戦争や紛争
が挙げられます。これら以外にもまだまだ課題はありますが、このような課題をクリアして、次世代社会も人類が幸せに暮らしていけるように、誰も取り残さずに実現できるように、という想いでまとめられたのが「SDGs」です。

SDGsの正式名称は、Sustainable Development Goals(サステナブル・デベロップメント・ゴールズ)で、直訳すると「持続可能な開発目標」となります。簡単に言ってしまうと、『地球上の国々がこの先もずっと、地球上で平和に過ごしてくための社会を継続させていくためには、どんな課題をクリアしていかなければいけないか』という目標をまとめたものです。SDGsには、国連加盟国193カ国によって採択された17個の目標が定められており、2030年までの達成を目指していています。

また、SDGsは普遍的な目標として「誰も置き去りにしない」という約束を掲げています。そして、17個の目標は、「地球環境、経済、社会」という、私たちの生活基盤すべてに関係しています。そう、先に挙げた様々な課題を解決せずに、今の社会をこのまま継続させていては、持続可能社会になり得ることは無く、現代の子どもたちに明るい未来を約束することは出来ないのです。自分の世代さえ、やり過ごせればいい。そんな無責任な発言を子どもたちに言えますか? だからこそ、先進国と途上国、企業と私たち個人がワンチームとなって取り組む必要があるのです。

Photo:ecoist

(エコイスト編集部)


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