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80%が再生プラスチックからできた電気自動車

イタリアのマンダラキ・スタジオは同国の自動車会社Estrima社と提携。80%が再生プラスチックから作られた初の電気コンセプトカー「Birò O2」を発表しました。これはどの市販車よりも高い割合の再生プラスチックで作られた電気自動車です。

オリジナルのBiròをベースに市内通勤用に設計された「Birò O2」は、スクータースペースにも駐車できるほどコンパクトで、取り外し可能なバッテリーを装備。マンダラキのデザイナー、エンリコ・デ・ロト氏曰く「人々の生活に影響を与え、社会のニーズを満たすプロジェクトに惹かれました。そこで、できるだけ少ない部品でリサイクル可能な電気自動車を開発することに。部品が少なければ、用いるプラスチック、生産物、そして移動重量も全て少なく抑えられるのです」

製造には、コーンや看板など道路のメンテナンスで発生するプラスチック廃棄物を微粉末に粉砕。それを原料にフロント、リアコンポーネントおよびリアハッチを含む車両の構造部品を形成。シート、タコメーター、ハンドル、ドアなど、他の全パーツは非リサイクルプラスチック、主に熱成形PVCから作られています。また外装パネルにはコンピュータ生成した青いドット模様を描出。これは風と海の動きにインスパイアされた「地球の生命の営み」を表しているそう。

「Birò O2」の最高速度は65㎞/h、1回の充電で100㎞の走行が可能です。マンダラキ・スタジオとEstrimaは、今年6月までに市場投入することを目指しており、さらに来年末までに100%リサイクル部品からなる製品の開発に取り組んでいます。

(エコイスト編集部)

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