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パリ協定を10年前倒しで達成するAmazonの意欲

 世界で最も影響力のある企業の1つであるアメリカのAmazon社は、再生可能エネルギーの分野でも、その影響力を拡大させています。同社は、自社で使用するエネルギーを、2024年までに80%、2030年までに100%、再生可能エネルギーに切り替えるという目標を掲げており、これを達成するために、アメリカとイギリスで3つの新しい再生可能エネルギープロジェクトをスタートさせると発表しました。

 アメリカでは、ノースカロライナ州とバージニア州に計215メガワットの太陽光発電所を設置します。いっぽう、イギリスでは、スコットランドに50MWを供給する風力発電所を建設するとのことで、3つのプロジェクトは全て2021年に稼働する予定。これらのプロジェクトで発電した電力は、同社の事業と、同社が提供するクラウドコンピューティングサービス「Amazon Web Services」のクラウドコンピューティング部門で使用されます。

 また、AmazonはCO2排出量削減の進捗状況を市民が追跡できるようにするため、新たな持続可能性サイトを立ち上げました。このサイトでは、アマゾンの二酸化炭素排出量や、その他のサステナビリティ指標に関する情報が含まれています。Amazonが中心になって進める「The Climate Pledge」、パリ協定を10年前倒しで達成するというこの誓約の達成に向けた進捗状況をサイトで公開しています。

 Amazonでは、これまでに18の大規模な風力・太陽光による再生可能エネルギープロジェクトを推進してきました。発電するクリーンエネルギーの総量は、米国の約37万世帯に充分な電力を供給できるレベルのものだそうです。また、現在、Amazonは世界中の配送センターや仕分けセンター、50カ所以上の屋根に太陽光発電設備を設置しており、98メガワットの自然エネルギーを発電しています。

「Amazonは2024年までにCO2排出量を最小限に抑え、再生可能エネルギーの使用率を80%にすることを約束しました。今年は8つのプロジェクトを発表しており、さらに多くのプロジェクトが予定されています。また、世界規模でのCO2排出量に対処するための重要なステップとして、再生可能エネルギーへの投資にも取り組んでいます」と、Amazonで再生可能エネルギープロジェクトの担当ディレクターであるカラ・ハースト氏は解説します。ハースト氏によると、世界中で54の太陽光屋根を含む、70件近くの自然エネルギープロジェクトが進行しており、2030年までに自然エネルギーの割合を100%にするというAmazonの全社的な約束に向けて、プロジェクトは着実に進行している。

*Amazonのサステナブルコミットメントにご興味ある方はhttps://sustainability.aboutamazon.com/

Source:https://www.businesswire.com
Photo:Amazon

(エコイスト編集部)

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