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シンプル×上質×エシカルなブランド

洋服を購入するとき洋服のコスパって考えますか?”安物買いの銭失い”と言うように、いくら安くても品質が悪いとすぐ捨てることになってしまいますよね。さらに最近では、その洋服がどのように作られたかも気になるところ。そんなお値段・品質・エシカルに生産という三拍子そろった「EVERLANE(エバーレーン)」というアパレルブランドがあるのはご存知でしょうか?

EVERLANEはサンフランシスコを拠点とし、ハイブランド に引けを取らない品質、トレンドやシーズンに左右されないデザインで、世界中に熱狂的なファンがいるほどの人気ブランドです。EVERLANEの特徴は何と言っても「透明性」。商品ページの下部には、販売価格の内訳(材料費・部品費・人件費・関税・輸送費)が記載してあります。それを踏まえて、商品の価格が記載してあると、消費者としては値段に納得して購入することができますよね。しかし、EVERLANEの透明性は価格に関してだけではありません。企業倫理においても透明性を実現するため、ポリエステルやナイロンなどを含む未使用のプラスチックを原料とした素材の使用を2021年までに廃止すると2018年に表明しています。

創業者兼最高責任者であるマイケル・プレイズマン氏は、「地球上には80億トンものプラスチック廃棄物が存在し、世界の総人口の1人につき1トンという莫大な数値になります。現状では製造から出荷までのさまざまな工程で、プラスチック素材が使われているため、未使用のプラスチック素材を使用しないという決断にはサプライチェーンの大規模な変革が必要とされるが、環境への影響を配慮して今回の決定に至った。」と述べています。同社が2021年までに使用する廃棄プラスチックの量は、プラスチックボトル1億本になると想定されています。毎年5000億本のプラスチックボトルが生産されている現状と比較すると、一握りにすぎませんが、決して無駄ではなく前向きな一歩であると言えますね。

同社はこの取り組みによる最初のコレクション”ReNew”を一昨年の冬に発表しています。このコレクションは、ペットボトルを回収・洗浄し、細かいチップ状にしたのち、繊維に生まれ変わった糸で作られており、メンズとウィメンズの秋冬用の13商品の製造には、300万本の廃棄プラスチック製ボトルが原料に使われているそうです。バリエーションは、フード付きジャケット、軽量ジャケット、スエットシャツなどを展開し、色はラベンダー、マスタード、ネイビーなど豊富な種類があるようです。

EVERLANE が2018年ニューヨークの街中に掲載した広告に、同社のメッセージがよく表現されています。左側のプラスチック・ボトルにはUsed once(一度限りの使用)を意味する文字が並び、右側のコートを着る男性にはWorn forever(ずっと愛用)と書かれています。これは、「一度しか使われていないプラスチック・ボトルを一生着れるコートへ。」というメッセージが込められています。

EVERLANEは日本ではあまり知られてはいませんが、日本語サイトもあり、日本からの注文も可能です。そろそろ春物も気になる季節になってきましたので、ワードローブの1着にEVERLANEを取り入れてみては。

Source: https://jp.everlane.com/ja-jp/
Photo: EVERLANE

(エコイスト編集部)

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