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絶滅危惧種のマウンテンゴリラを救おう!

アフリカのコンゴ民主共和国北東部、ウガンダとの国境近くに「ヴィルンガ国立公園」があります。そんな自然豊かで野生動物が暮らす国立公園で、マウンテンゴリラの保護にあたっていたレンジャー(自然保護官)6人が、武装民兵組織の襲撃を受けるという痛ましい事件が2020年4月に発生しました。

事件の発生したヴィルンガ国立公園は、アフリカで最古の国立公園であり、ユネスコの世界遺産でもあります。世界で最も生物学的多様性に富んだ場所の一つで、数百種の鳥類・爬虫類・哺乳類と、絶滅危惧種に指定されているマウンテンゴリラの群れが生息しています。

このような自然豊かで野生動物が暮らす国立公園で、凶悪な事件が発生しているのは、1990年代に始まった五大湖地域の紛争による難民や避難民の大規模な移動、武装集団の拡散が関係しています。それ以来、ヴィルンガ国立公園は森林伐採や密猟といった慢性的な不安定さに悩まされているのです。このような状況でもヴィルンガ国立公園のレンジャーは、約250ドルの給料と限られた備品を使って、密猟者たちから野生動物を守っているのです。

しかも、今回起きた事件に加え、エボラ出血熱の流行やCOVID-19による観光収入の大幅な減少が重なり、ヴィルンガ国立公園はさらなる脅威にさらされていました。しかし、この危機を救おうと、ハリウッド俳優のレオナルド・ディカプリオとエマーソン・コレクティブ(アース・アライアンスの共同設立者 ※1)、欧州委員会から支援を受け、ヴィルンガ ファンド(Virunga Fund)が立ち上げられました。ヴィルンガ基金は集まった寄付金で、病気の予防や絶滅危惧種であるマウンテンゴリラの保護を行うための活動を行うとのこと。

ヴィルンガ ファンドのwebサイトでは、下記のように少額からでも十分に役に立つことを示す例が紹介されています。遠い国の事と思うかもしれませんが、まずは世界で起こっていることに目を向け、自分に出来ることを考え、実行してみませんか。私たち、ecoistの編集部メンバー4人も、1ヶ月分のお小遣いから出し合って、早速50ドルをプレゼントしました。簡単に出来ましたよ!(2.5ドルはカード手数料分)

8ドル – レンジャーのための新しいブーツ1足
32ドル – 1日のためのレンジャーに資金を提供(家族の健康保険を含む)
50ドル – 倒れたレンジャーの未亡人と子供たちのための1ヶ月間の支援
150ドル – 孤児になったゴリラのための2週間の食事とサプリメント
500ドル – 象やカバ、象やカバを保護するための密猟防止のための空中監視飛行1回
1,000ドル – マウンテンゴリラ分野における致命的な罠の包括的な掃討と除去

※1
アース・アライアンス:俳優のレオナルド・ディカプリオ氏らが立ち上げた環境保護団体。オーストラリア森林火災やアマゾン地域の森林火災支への支援を表明している。

Source:https://www.globalwildlife.org/virunga-fund/
Photo:ecoist

(エコイスト編集部)

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