持続可能社会をみんなで

menu
English/Japanese
ecoistecoist

リサイクルにおける一番の悪役とは誰?

世界140カ国以上で販売され、サワークリーム&オニオン味や濃厚なチーズ味が高い評判の日本でも人気のポテトチップスといえば?そうです、「プリングルズ」です。しかし、その美味しさとは裏腹に、プリングルズの特徴的な筒状容器は、分別のしづらさでも知られています。2017年には、イギリスのリサイクル協会から名指しで「リサイクルにおける一番の悪役」に認定されたほどです。プリングルズを食べたことのない人からすると、一見、全て紙の容器に見えるかもしれませんが、筒は紙、筒の底はスチール、蓋はプラスチックという複合的な作りになっているのです。しかも、底のスチールは紙筒を割かないと取れないため、手間がかかる厄介者でした。

その「リサイクルにおける一番の悪役」とまで言われたプリングルズが、リサイクル可能なパッケージになろうとしているそうです。プリングルズブランドを有するケロッグ社は、スーパーマーケットのテスコと協力して、イギリスの3店舗で再生紙から作られたパッケージをテストしているとのこと。厳密に言えば、90%が紙で、残りの10%は、味を損なう酸素や湿気からポテトチップスを守るために、密閉の役割を果たすプラスチック素材を使用。また、蓋は、2つのバージョンが準備されており、1つは紙の蓋付き、1つはプラスチック製の蓋付きとなっています。今回のテストで、新しいパッケージが成功であるという結果が得られた場合、デザインはヨーロッパ全体に拡大されるとのこと。

プリングルズは、イギリスではテラサイクルと提携しているため、段ボールに食べ終わったプリングルズを詰め、送るだけでリサイクルされます。その他の地域は、リサイクル可能なパッケージに切り替わるまでは、これまで通り分解して捨てる必要がありますが、プリングルズ公式サイトの「おいしく食べたら楽しくリサイクル」というページで分別するための解体方法が解説されているので、参考にしてみてはいかがでしょうか。ちなみに、ペンスタンドやパスタ、マカロニ入れにリサイクルするアイディアも紹介されています。

Source: https://www.pringles.com/uk/recycle.html
Photo:pringles

(エコイスト編集部)


おすすめのバックナンバー
廃棄予定のカリフラワーがスナック菓子に

2020.10.27