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店舗での体験を通じて知るSDGs

最近は、女性ファッション誌でもSDGsの特集が組まれたり、エシカルというキーワードが登場したりと、持続可能社会に向け、さまざまな業界、業種が取り組んでいます。しかし、電通が実施した調査によると認知率は29.1%とのこと。徐々に認知が拡大されつつあるといえど、まだまだ低いのが現状です。やはり、百間は一見にしかずということわざがあるように、SDGsを体感することが理解する一番の近道ではないでしょうか。そんな場所ある?と思うかもしれませんが、喫茶店のコメダ珈琲店がSDGsを身近に実感できる店舗をオープンすると発表しました。

発表によると、コメダ珈琲店を展開する株式会社コメダと大和証券株式会社は共同で、東京・吉祥寺駅にある大和証券 吉祥寺ビル1階にコラボ店舗を2020年7月頃にオープンさせるそうです。店内では SDGs に関する情報を検索できるタッチパネルや、サステナビリティに関する書籍を設置する他、様々な取り組みを実施するそうです。例えば、店内各所に設置された SDGs カードには「ストロー不要の方は教えてください」や「(廃棄物につながらないためにも)傘の忘れ物にご注意ください」など、来店者一人ひとりが簡単に行える小さな取り組みがSDGs に繋がることを実感できるようになっています。

また、木や水の使用量を大幅に削減するために、石灰石を使用したメニューブックや、廃棄予定の有田焼カップを無駄にしないための「ステナイ」カップを使用するなど、環境に配慮した店づくりも行われています。この他、食品ロスを防ぐためサンドウィッチなどに使用する玉子ペーストは店内で仕込み、アイスドリンク用のストローは環境配慮型のストローを提供するなど、限りある資源を無駄にしないための取り組みが実施されています。

さらに、名物コーヒー「コメダブレンド」には、世界の食と農を取り巻く数多くの課題解決に取り組むオラム社と取引したアラビカ豆100%を使用。この取引により、「SDGs目標1 貧困をなくそう」「SDGs目標9 産業と技術革新の基盤を作ろう」に貢献していることに繋がります。また、今後、農業、食料分野に関するSDGs達成への取り組みを積極的に行なっている大和フード&アグリ株式会社が生産する青果等を使用したオリジナルメニューの展開により「9 産業と技術革新の基盤を作ろう」にも貢献できるように検討を進めているそうです。

SDGsは困っている国や人のためのものではなく、一人ひとりがこれまで以上に豊かに幸せに暮らしていくための目標です。生活の中でSDGsを実感することが難しいという方は、小さなことでもSDGsにつながっていることを発見できるコメダ珈琲店に足を運んでみてはいかがでしょうか。

Photo:株式会社コメダ

(エコイスト編集部)

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