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特殊冷凍技術で美味しくフードロス削減

一口にフードロスといっても、家庭での食べ残しや加工時の端材など、いくつかのタイプに分けられます。その中でも、生産者が自ら育てた作物を廃棄するフードロスは、もったいないだけでなく、心が痛みますね。日本は自然災害が多く、望まない形でのフードロスが度々、発生しています。このような、生産者自ら廃棄するフードロスを減らすため、特殊冷凍で生産者と消費者を繋ぎ、フードロスを解決する事業に、デイブレイク株式会社(以下、デイブレイク)は取り組んでいます。

デイブレイクは、少しの傷や変色があるだけの規格外フルーツを特殊冷凍技術でフローズンフルーツにした『HenoHeno』を製造・販売しています。特殊冷凍技術は、食品が冷凍される温度帯(マイナス1℃〜マイナス5℃)を素早く通過することで、食品の細胞膜をあまり傷つけることなく冷凍することが可能な技術で、これにより、品質を落とすことなく、サクサク噛めるフローズンフルーツが出来るのだそう。また、HenoHenoで取り扱うフルーツは、店頭に並べば高値で取引される一級品が使われているため、なかなか手が届かないようなフルーツがリーズナブルに楽しめるというのも魅力です。さらに、HenoHenoは、法人向けの福利厚生としても展開しています。フルーツの栄養が丸ごと摂れ、美味しく食べるだけでフードロス削減に貢献出来る、新しい福利厚生として注目されています。

デイブレイクは、昨年の大型台風や新型コロナウイルスによって、甚大な被害を受けた生産者を救出するプロジェクトを積極的に実施しています。しかし、1つの加工場で製造できる量には限りがあるため、生産者から買い取ることが出来る量は、全体から見るとごく一部。だからこそ、生産者のフードロス削減を活性化するためには、東京・品川の加工場だけでなく、生産者の近くに加工場を設けることが必要と考え、共に展開してくれる有志を探すために、地域町おこし協力隊や地元生産者にプレゼンして回るなど、草の根活動を行ってきました。そして、第一弾となる地方加工場が、長野県豊丘村に2020年8月オープンするそうです。

デイブレイクは、この特殊冷凍シェアリングシステムの全国展開を計画しており、3年以内に50拠点の 設置が現時点での目標とのこと。これにより国内のフードロスの削減を強力に押し進め、ミッション である「特殊冷凍テクノロジーによるフードロスの解決」を目指します。

生産者との距離が近く、育てたフルーツと同じくらいの熱量を持つデイブレイクが、日本各地に加工場をオープンさせ、フードロスの削減だけでなく、地域の活性化にもなっていくことを期待します。HenoHenoのフローズンフルーツが気になった方は、福利厚生だけでなく、個人でも購入できますので、下記URLをチェックしてみてください!

▶︎HenoHenoオンラインショップ
https://shop.henoheno.jp/

Photo:デイブレイク株式会社

(エコイスト編集部)


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