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楽天も見やすい新フォントで便益性を向上

ユニバーサルデザインというと、公共施設入り口のスロープやノンステップバスといった、実世界のモノのデザインのことと思っている方も多いのでは。1985年に提唱されたこの考え方は、「年齢や能力、状況などにかかわらず、最初から誰にとっても使いやすいデザインで、できるだけ多くの人の利用を可能にすること」というコンセプトで、実は、みなさんがこの記事を読んでいるインターネットの世界にもユニバーサルデザインは存在しているのです。

インターネットのWEBサイトでのユニバーサルデザインといいますと、まず第一に、フォント(書体)が挙げられます。UDフォント(Universal Design Font:ユニバーサルデザインフォント)は、「文字の形が分かりやすい」 「文書が読みやすい」 「読み間違えにくい」 といった3つのことなどをコンセプトにして作られている書体のことを言いますが、厳密な字形の定義があるわけではないため、フォントメーカーのUDフォントに対する考え方によって字形は異なります。UDフォントは、意識しないと気付かないかもしれませんが、WEBサイトをつくる上では大事な要素で、googleやyahooもオリジナルのフォントを開発しているのです。

そして、ブランドの統一性と多様性を表現する新フォントを楽天株式会社(以下、楽天)も発表しました。楽天は2018年6月、国内外においてブランドを強化するため、グローバル統一ロゴのデザインを一新。今回、WEBサイトやアプリ、その他制作物で用いるフォントにおいても、既存のブランド資産との一貫性を保ちながら、各サービス等の多様性やユニークさを表現できるよう、新フォントを開発したのです。

新フォントは下記の4種類で、各5ウェイト(文字の太さ)が開発されています。また、新フォントは英語のほか、フランス語やスペイン語、ドイツ語など計16言語(※1)に対応しています。

●楽天のロゴを骨格のベースとする「Rakuten Sans」
●上品さを表現する「Rakuten Serif」
●楽しさや可愛らしさを表現する「Rakuten Rounded」
●力強さを表現する「Rakuten Condensed」

さらに、新フォントは多言語に対応するだけでなく、高い判別性と可読性を追求。なかでも、「Rakuten Sans」では、文字サイズが小さい時に見分けにくい”a”と “g” の書体を2パターン用意し、柔軟に切り替えられるようにすることで見分けやすくしました。大文字に対する小文字の高さについても、様々な用途を想定し、細かな検証を重ね、WEBやアプリ、印刷物など、あらゆる場面において最適な表示を可能にしているとのこと。

多くの人が見たり、使ったりする楽天のサービスで、見やすいフォントが使用されることは利用者にとっても便利です。新フォントによって国内外問わず、便利に安全に楽しめるインターネットサービスを展開してくれることでしょう。ちなみに、新フォントは下記URL(新フォントの特徴を紹介する特設ページ)から見ることができますよ。

▶︎新フォントの特徴を紹介する特設ページ
https://corp.rakuten.co.jp/design/rakuten-font/

※1
対応言語は以下の通り。
英語、スペイン語、フランス語、ポルトガル語、ドイツ語、イタリア語、ルーマニア語、オランダ語、カタルーニャ語、スウェーデン語、デンマーク語、フィンランド語、ノルウェー語(ブークモール+ニーノシュク)、ウェールズ語、ルクセンブルク語、アイスランド語

Photo:楽天株式会社


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