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これまで廃棄処分品、これからは・・・

コロナの影響でインターネット通販(EC)の売上が、現時点で前年比の20〜25%増となっているというニュースを聞かれた方も多いと思います。その増加の要因は、衣料品などではなく、食料品や生活用品といった生活してくために必要なモノの購入であったそうです。外出の自粛、店舗の営業自粛といった背景も大きな要因ではありますが、ECでの非接触による購買形態が一般的になったのは大きな流れといえます。そんななか、お財布にも環境にも配慮した通販サービスが新たに誕生しました。

そのサービスとは、事業所向けの通信販売会社、アスクル株式会社(以下、アスクル)が運営する個人向け日用品ショッピングサイト「LOHACO」での新サービスです。品質や安全性に問題なく、店頭で売られていた化粧品などが通常より安く手に入るならば、廃盤でも欲しいと思う方は多いのではないでしょうか?そんなお財布にも、環境にもやさしい取り組みが「LOHACO」でも人気の売り場「LOHACO OUTLET」においてスタートしました。

従来廃棄処分していた商品をアウトレット品として再販売する取り組み「Go Ethical」を2019年11月から行ってきましたが、2020年7月より本格的に開始しました。シーズンごとに店頭からメーカーへ返品がある中で、品質に問題のない商品を廃棄することなく有効活用しようという趣旨で、廃棄ロスの削減とともに、購入しやすい価格での販売というのは、環境にも消費者にもグッドなサービスであるといえます。

そして、この度ロート製薬との協働で、従来は廃棄処分対象(※1)にしていたが品質には問題のない商品を再販売することを発表しました。日焼け止め3商品の販売から開始し、7月末にはハンドクリームが登場し、今後順次品揃えを拡大していくとのこと。他にも、日本ロレアルやオルビスの在庫限りの化粧品などがそろっています。

アスクルが2020年7月に発表した2020年5月期連結業績概要資料によると、『商品・物流・マーケティングにおいて全てをエシカル視点で磨き込み、環境保全や社会課題解決を考えたサステナブルなサービス「エシカルeコマース」』 を目指しており、「Go Ethical」はその第一弾とのこと。また、2020年12月には、責任ある調達・気候変動への対応・資源循環の促進といった観点を盛り込んだ2030年までの長期サステナブル基本方針を公表することも発表しています。

廃棄処分品でも品質に問題なく定価より安く購入できるとなれば、消費者としても嬉しいですよね。メーカーと消費者が、どちらもWIN-WINな関係を築ける「Go Ethical」。多くのメーカーが賛同し、協働していくことで、さらに廃棄ロス削減も進むことでしょう。

▶︎Go Ethical
https://lohaco.jp/outlet/go-ethical_beauty/

※1
販売店・卸売会社からの返品で未開封の廃盤商品や余剰品

Photo:アスクル株式会社

(エコイスト編集部)


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