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虫食い木材フレームのスマート窓

景色が良い滞在先の窓から見る風景は、窓がフレームとなり一枚の絵画のように見えることがあります。サンセットが綺麗なビーチや緑あふれる自然の風景を毎日眺めることができれば、しかも、毎日違う風景を見ることができればどんなに楽しいだろうかと思ったことはありませんか。SF映画などで描かれる未来の部屋でも、本来の窓ではないものの、フレーム内に外の形式を映し出すといった演出も多く使われています。それだけ、人間とって窓から見える景色によって気分が変わるということなのではないでしょうか。そして、それを実現させた窓の形をしたスマートディスプレイが販売され注目を集めています。

それが、2014年に京都で設立されたアトモフ株式会社(以下アトモフ)が手がけるスマート窓「Atmoph Window 2」です。注目されているのは、部屋に窓を追加できるという斬新な発想もそうですが、初代モデルよりも自然な趣を高めるために、廃棄用の木材をアップサイクルしてフレームに使用したというポイントです。使用されている木材は、ワーミーメープルと呼ばれる、家具を作るための木を伐採して木材に加工するときに見つかる、虫食い穴のある木材が使われています。通常は、焼却や埋立、燃料にして廃棄されますが、虫食いの跡も自然の天然木材の良さとして活用できないかと、木材加工で長い歴史のあるカリモク家具と検討を重ね、このアメリカ産のワーミーメープルという木材を採用する試みに至ったそうです。ちなみに、「Atmoph Window 2」自体はすでに製品化がされており、[Basic]モデルと[Wood]モデルの2種類が予約受付中です。ワーミメープルを使用したは、Atmoph Window 2の3つ目の新フレームとなります。

 

2020.09.23