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化学物質の流出でビーチが閉鎖。大量の魚も被害に。

 米国インディアナ州・ポーティジ市の声明によると、ミシガン湖上流のリトルカルメット川に基準を超えるシアン化物とアンモニア性窒素が流出して数百匹の魚が死に、インディアナ・デューンズ国立公園のビーチの一部を閉鎖しました。原因はルクセンブルクに本社を置く、鉄鋼・鉱業会社アルセロール・ミッタル社のバーンズハーバー製鋼工場の高炉水再循環システムに故障が起き、高濃度の排水が川に流出したためとのこと。

 ポーティジ市のジョン・キャノン市長は視察のために現地のマリーナを訪問。その際に、事故を起こしたアルセロール・ミッタル社の責任とともに、同社から事態の報告を受けながら、その3日後にようやく市に連絡したIDEM(インディアナ州環境管理局)の対応も非難しました。

 現在、製鋼工場のシステムの不具合は改善されたものの、住民は立ち入り禁止場所ヘ近づかないことと、地域で獲れた魚を食べるのを控えるよう求められています。

 今後、アルセロール・ミッタル社は、該当する数カ所において継続的な水質のサンプル調査を行うと同時に、IDEM やポーティジ市のほか、EPA(アメリカ合衆国環境保護庁)、DNR(天然資源局)ら政府関係機関とも緊密に連携し、再びこのようなコミュニケーションミスが起こらないよう適宜、最新情報を提供していくとのこと。アップデートされた情報は、ソーシャル・メディアやポーティジ市のウェブサイトを通じて公開されます。

(エコイスト編集部)

2019.09.16