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地球の未来のために、若い活動家たちが求める3つのアクション

 8月12日は国連の定めた「国際青少年の日」でした。この記念日はほかの政治的な記念日と同様、様々な青少年問題について議論やワークショップなどが世界中で行われました。特に、世界の30ヵ国以上から150人以上の活動家が各界のリーダーたちに公開書簡を送り、人々と地球の将来のために、持続可能な開発目標(SDGs)を実現させるために速やかに行動することを求めました。書簡は、8月24~26日にフランスのビアリッツで開催されたG7に合わせて公開されました。

 この公開書簡にはインドのフェミニストのトリシャ・シェティ氏、南アフリカで障害者の支援を行うエディ・ンドゥープ氏など、グローバルで活躍する著名な若手活動家たちが署名しました。ワン・キャンペーンやグローバル・シチズンなどの国際組織のほか、メアリー・ロビンソン元アイルランド大統領、ソマリアの慈善活動家であるエドナ・アダン・イスマイル氏などの影響力のある世界的指導者が書簡を支持しています。

 書簡では、このままでは6億人の若者が仕事を失い、多くの若者が住む開発途上国で気候が悪化すると指摘。2020年から2030年までの10年間で、SDGsの達成に向けた行動を取らなければ、21世紀の残り数十年間は悲惨なものになるとしています。

 そのために、世界のリーダーたちが取るべき3つのアクションを示しています。1点目は若者への投資で、最低でも低所得層で一人あたり年間300ドル(約32,000円)が必要だとしています。2点目の要求は、SDGsの成果が各国に行き渡るようにするために、取り組みの成果などをオープンにして、投資したお金の流れを追えるようにすることです。そして、3点目として、世界中の活動家や市民団体へ、環境問題や社会格差、男女不平等、汚職政治などの解決に向けて力を合わせようと呼びかけています。

SDGsがゴールとして定める2030年まで残すところ10年ほどで、残された時間はそう長くはありません。劇的な進路修正に必要なことは、人々が地球環境を守るために手を取り合うことです。公開書簡は以下のリンクにあり、誰でも署名することができます。https://restlessdevelopment.org/news/2019/08/12/international-youth-day-letter

(エコイスト編集部)

2019.10.09