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オートミルクでエナジードリンク??

 「オートミルク」って、ご存知ですか? 大麦(オーツ)から抽出した植物性の牛乳で、牛などの動物由来の原料ではないことから、ヴィーガンや菜食主義者、環境問題に意識のある人を中心に飲まれるようになりました。植物由来のミルクとしては、豆乳やアーモンドミルクなどもありますが、オートミルクは脂肪分が少なく、乳糖・コレステロールを含まないことから、アメリカや北欧では、今や大人気アイテム。

 そんなオートミルクがついにエナジードリンクのジャンルにも進出し、アメリカで発売されました。発売元は人気のエナジードリンクのブランド「モンスターエナジー」で知られる、アメリカのモンスタービバレッジコーポレーション社です。…あのモンスターが? オートミルクでエナジードリンク? 直感でイメージが湧いてこないですね。

 発売されたのは、「ジャワ・モンスター・ファーマーズ・オーツ(Java Monster Farmer’s Oats)」という名前のエナジードリンク。モンスターエナジーはアメリカでは様々な種類のエナジードリンクを展開していますが、今回発売されたファーマーズ・オーツは、「ジャワ・モンスター」という、コーヒー味のブランドの新製品です。

 牛乳ではなく、北米産のオーツのみを使ったオートミルクを採用し、ブレンドコーヒーと組み合わせました。味は結構甘めだとか。カフェインは、通常のモンスターよりも多く、200mg入っているそうです。

 発売にあたり、モンスタービバレッジコーポレーションは11月2日、アメリカの人気ブログ「Foodbeast.com」とコラボレートし、「The Vegan Brunchdown Launch Party」というイベントを開催。モンスターエナジーのファンが招待されたこのイベントでは、ファーマーズ・オーツだけでなく、代替肉や代替卵を使用したハンバーガーや、オーツを使用したドーナッツなど、ヴィーガン向けの料理が用意されました。実はモンスターエナジー、ヴィーガン・フレンドリーなエナジードリンクなんだそうです。使用されている原材料はすべて植物由来のもので、ヴィーガンが飲んでも問題ないのだとか。これまでヴィーガン向けであることを前面に押し出したアピールをしてこなかったため、知る人ぞ知る的な事実でした。

 イベント当日、FoodbeastのCEO、ジェフ・カルトニックは「2019年にはヴィーガンやベジタリアン向けの代替食品の量が爆発的に増えました。熱狂的な菜食主義者と、そうでない人の両方の消費者が、同じようなものを一緒に飲食できるようになりました」とコメントしました。思想信条を問わず、同じ食卓で同じものを食べることが容易な時代になってきたといえます。ちなみに、このファーマーズ・オーツ、日本での発売は未定とのこと。

Source: https://www.prnewswire.com
Photo: モンスタービバレッジコーポレーション社

(エコイスト編集部)

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