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エネルギー自律型の道路標識

米国運輸省の統計によると全道路での死亡事故の半数以上がローカルエリアの道路で発生。また、米国連邦道路管理局の発表では、米国内の脇道の70%はローカルエリアにあり、死亡事故の54%がそうした脇道に集中しているそうです。

そういった背景からテキサス大学サンアントニオ校とSouthwest Research Instituteの共同研究プログラムであるConnectプログラムの支援を受け、車両を検知して道路標識が点滅する「スマート道路標識」が開発されました。このスマート道路標識は、必要な電力を小型のソーラーパネルでまかなうエネルギー自律型となっているのが特徴で、自立型のため、送電線とつながっていなくても都市や地方の道路に設置することが可能なのです。

スマート道路標識は、マルチピクセルのパッシブ赤外線センサーが通過する車両を90%の精度で検知します。さらに検知した車両の進行方向を識別し、移動速度も予測します。さらに車両の種類も72%の精度で特定することが出来ます。都市に使われている交通センシング技術と比べて設置費用が低コストであるという点も魅力です。

このプロジェクトチームは、米国道路交通建設協会によって全国的に承認されたこのシステムを使用して、歩行者検知、国境警備、および車両とインフラ間の通信に適用されることを期待しているそうです。

低コストなエネルギー自律型の装置なので、アメリカのみならず各国に普及して、歩行者、ドライバーの安全性が高まるといいですね。

(エコイスト編集部)

2019.04.18