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プラスチックごみが仮想通貨に!?

私たち人類は、今日までに本当に多くのプラスチックを製造してきました。その総数は、何と83億トンにも上るそうです。そのうち、どれくらいのプラスチックが、使用後にリサイクルされているか、ご存知ですか?…たったの9%です。残りのプラスチックごみはリサイクルされず、ごみとして世界中に放置されています。

放置されたプラスチックごみのほとんどが、最終的に海へと辿り着きます。年間で1,200万トンのプラスチックごみが海へ流入していると言われており、プラスチックごみは海の生態系に深刻な悪影響を与えています。

そんなプラスチックによる海洋汚染を解決するだけでなく、貧困層の救済も同時に行うという画期的な取り組みが、カナダでスタートしました。「プラスチックバンク」と名付けられたこの取り組みでは、使用済みのプラスチックを回収してリサイクルし、製造業者や小売業者に販売するビジネスモデルを構築することで、海洋プラスチックを減らしていこう、というものです。

プラスチックバンクの最大の特徴は、回収した対価が仮想通貨だということ。この仮想通貨は食料や水、日用品などを購入可能で、回収員はごみを回収することで、生活の糧とすることができます。この取り組みは、海洋汚染と貧困という2つの課題を、同時に解決できるというわけです。

2019.12.27