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ネスレも代替食品を提供開始

持続可能社会の構築に向けて、各種業界、企業が課題解決のために、それぞれの事業を軸に様々な取り組みを進めています。スイスに本社を置き、食品・飲料業界で圧倒的なシェアを誇るネスレも、人口増加によって予想される食糧不足に対応するべく代替食品の開発、提供を積極的に推進しています。

食品・飲料メーカーにおいて売上高世界1位のグローバル企業であるネスレは、「2025年までに包装材料を100%リサイクル可能またはリユース可能にする(2018年4月発表)」宣言や、「2050年までに温室効果ガスの排出を実質ゼロにする(2019年9月発表)」といった宣言を行い、環境問題に関して積極的な取り組みを行っています。また、2019年4月には、Garden Gourmet、Sweet Earthの2ブランドで100%植物性ハンバーガーをヨーロッパとアメリカで販売し、植物ベース食品市場に進出を行いました。そして、さらに、2020年1月、植物ベースのソーセージをヨーロッパとアメリカで販売すると発表しました。

発表によると、ヨーロッパでは、Garden Gourmetブランドで大豆ベースのソーセージとチョリソー風のソーセージを、オーストリア・ベルギー・ドイツ・オランダ・ノルウェー・スウェーデン・スイスを含む11のヨーロッパの市場で3月から販売を始めるとのこと。一方、アメリカではハバネロチェダーチーズなど3種類の味で、エンドウ豆タンパク質ベースのソーセージを2020年4月から販売するそうです。また、同社はさまざまな植物ベースのデリミートも発売する予定で、アメリカでは包装済みの小売とデリカウンターの両方での購入が可能になるとのこと。

ネスレの食品事業部長であるウェインイングランド氏は、「ソーセージのジューシーさと、しっかりした噛みごたえは、グリル、ロースト、フライパンで焼くなど、お好みの調理で楽しむことができます。」と述べており、お味が気になるところ。CNNの取材で、アメリカのレストランチェーンRuby TuesdayがSweet Earthブランドから発売したAwesome Burgerを試したところ、「最終的には常設メニューになる可能性がある。」と述べていることからも、何の問題もなく美味しく食べられるようですね。

2018年にネスレは、ロビー団体”Break Free From Plasticによる”世界で最悪のプラスチック汚染者”に選ばれていますが、Garden Gourmetブランドのソーセージは完全にリサイクルできるパッケージを使用したり、未使用プラスチックを使った包装から再生プラスチック包装への移行を加速させるため、最大20億スイスフランを投資したりと、市民や政府からの要求に応えようと行動しています。今後も食品・飲料メーカーの巨人であるネスレの動向は気になるところですね。

Source: https://www.nestle.com/media/news/
Photo:ネスレ日本株式会社

(エコイスト編集部)

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