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剃刀をアップサイクルでカトラリーに

ムダ毛の処理にみなさんは何を使いますか? あなたがもし使い捨てのカミソリを使っているとしたら、それは無駄に無駄を重ねる行為…なんていわれてしまう日が来るかもしれません。

「SHAVES the World from Plastic」(プラスチックから世界を剃って守ろう)を標語に掲げるアメリカのアルバトロス・デザイン社は、クラシカルな両刃の剃刀を販売する会社です。両刃の剃刀とは、現在世界中で主流となっている「○枚刃」などと謳う使い捨て剃刀のいわば原型。皮膚に当てる刃はステンレス製の一枚の金属片で、使い捨ての剃刀の替刃と違い、プラスチックパーツを含みません。同社は環境への負荷を減らすため、まずこの古典的な両刃の剃刀を販売することにしました。

しかし、環境に優しいとはいえ、脱プラスチックのために前時代の商品を販売するだけでは、世の中に受け入れられません。そこで同社は、切れ味の悪くなった使用済みの替刃を送ってもらい、再利用することにしました。剃刀の刃をリサイクルの対象としている地域が少ないことに気がついたのです。

再び戻って来たステンレスの剃刀を何に使うのか。同社が目をつけたのは、やはりプラスチック製品でした。中でも、アメリカだけで毎日一億個以上も廃棄されているという使い捨てのカトラリー。頑丈なステンレスで携帯用のナイフとスプーン、フォークのセットを作ることで、使い捨てカトラリーの廃棄量を減らそうと考えたのです。

2020.02.21