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3年使える!?バナナのお皿

世界ではプラスチックに警鐘を鳴らし、脱炭素が大きな流れになっています。とりわけ使い捨てプラスチック製品には厳しい対応を取るということで、世界における人口が1位と2位の中国とインドでも、ビニール袋の禁止やプラスチック製品に規制をかけると年明け早々に発表しました。今後もこの流れは止まることなく、プラスチックに代わる何かで生活することが求められる時代となったのです。プラスチックに変わるものは、何だと思いますか? ecoistのフォロワーの方なら、ピンときたかもしれません。そうです、バナナの葉っぱです。

G7諸国などではあまり馴染みがないバナナの葉っぱですが、3年経っても丈夫なバナナの葉が開発されました。この画期的なバナナの葉っぱ「BANANA LEAF TECHNOLOGY」は、インドのTenith Adithy M氏が開発しました。今、彼は20歳ですが、「問題と一緒に生きたくない、それらを解決したい」と、15歳の時に既に17の発明を行っていた天才少年であったのです。ということもあって、彼はイノベーター、科学者、ソフトウェア開発者、ギネス世界記録保持者、そして、ソーシャルネットワークのAltruu社のCEOなど、現在ではいくつもの肩書きを持っています。

通常、バナナの葉っぱは3日もすれば萎れて、捨てられてしまっていました。しかし、BANANA LEAF TECHNOLOGYは、化学物質を一切使用しないで、葉っぱの細胞を環境に優しい技術で保存するという革新的なものであります。この防腐技術により、葉っぱは耐久性、伸縮性および破砕性が向上し、極端な温度にも耐えることができるそうです。さらに、葉っぱの緑色は最大1年間キープされ、緑色がなくなっても3年は使用することが可能とのこと。もちろん、完全オーガニック、ケミカル(化学物質)フリーなど安全性にも配慮されており、100%エコフレンドリーな製品です。そして、処理にかかるコストがたったの0.01USドルという低さにも驚かされます。

以前、ecoistの記事でバナナの葉っぱでお皿を作っている企業を取り上げましたが、BANANA LEAF TECHNOLOGYはお皿だけでなく、コップ・ボックス・封筒・アイススプーンなど様々な製品を作っています。また、権威ある国際環境賞、国際グリーンテクノロジー賞、テクノロジーフォーザフューチャー賞など、7つの国際賞と2つの国内賞を受賞していることから、全世界から注目されていることが伺えますね。

タイ・チェンマイではバナナの葉を、プラスチック包装の代わりに使ったスーパーが登場しています。バナナの葉の流通がメジャーではない国でやろうとすると、コストがかさみ、現実的ではないかもしれません。しかし、その地域特有の植物を使うことでプラスチックの使用を減らす方法はあるのではないでしょうか。

Source:http://www.bananaleaftechnology.com/
Photo:Banana Leaf Technology

(エコイスト編集部)

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