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クラシック感も漂う超小型2人乗りEV

フランスの自動車メーカーはルノーやプジョーが有名ですが、エキセントリックな自動車メーカー「シトロエン(Citroën)」も忘れてはいけません。ファッショナブルなイメージもシトロエンらしいですが、奇抜なモデルで斬新な車を多く生産している自動車メーカーでもあります。ルパン三世の映画「カリオストロの城」に登場する2CVも、発売当初は奇抜なデザインによって笑いものにされましたが、走行性と経済性に優れ、世界でもトップレベルのセールスを記録したほどです。そんなシトロエンから発表された最新電気自動車「Citroën Ami」にも、”シトロエンらしさ”が詰まっています。

シトロエンは発表のあったAmiを都市向けのモビリティソリューションと位置付けています。都市向けのモビリティというくらいなので、サイズは長さ2.41m・幅1.39m・高さ1.52m・最小回転半径は3.6mというコンパクトさ。狭い路地も駐車も簡単にできそうですね。また、Amiの内部は、2人で左右に並んでシートに座る作りになっています。座った足元の前方には64リットルの収納が備わっています。空調機能付きで、スマートフォンの充電もできる快適さです。加えて、サイドウインドウは、2CVのように手動で上に傾けて開く作りになっており、シトロエンらしさが垣間見えますね。

490kgの車体を動かすモーターの最高出力は6kWです。最高速は45km/hで、一回の充電あたりの走行可能距離は70kmと発表されています。家庭用の普通充電による充電時間は約3時間とのこと。そして、驚くべきことにAmiは免許不要のため、フランスでは14歳(その他の欧州諸国は16歳)から運転できるというのです。

Amiを乗るにはいくつかのプランがあります。フランスの場合、レンタカーが初期費用2644ユーロ(約31万円)プラス月額19.99ユーロ(約2400円)から利用することができます。また、カーシェアサービスでは1分あたり0.26ユーロ(約31円)から利用できるとのこと。そして、6000ユーロ(約72万円)で購入することもでき、人々がAmiを利用するハードルをグンと下げる仕組みになっています。

Amiの注文は、フランス国内で2020年3月30日から開始されます。その後、スペイン、イタリア、ベルギー、ポルトガル、そしてドイツでもスタートする予定です。そして、6月にはフランスで車両のデリバリーが始まる見込みです。日本の法規に適合できない理由から、日本での発売は予定していないようです。

人類は自動車や飛行機を使った移動手段を使うことで、文明を発展させてきましたが、引き換えに地球環境の悪化を招いてしまいました。今後もモビリティは目覚しく発展していくでしょう。しかし、これまでと同じではなく、Amiのように持続可能的で人々の生活を豊かにするモビリティに変わっていくことが、求められているのではないでしょうか。

Source: https://www.citroen.jp/citroen-brand/news/2020/ami
Photo:Groupe PSA Japan 株式会社

(エコイスト編集部)

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