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世界一エコな学校グリーンスクールがニュージーランドにも開校

世界一エコな学校として有名なバリ島のグリーンスクールは、未来のリーダーを育成するカリキュラムや、竹で作られた校舎が特徴的で、なにかとメディアに取り上げられる学校なので聞いたことがあるという方も多いのでは。そんなグリーンスクールのニュージーランド校が今年オープンし、再度注目が集まっています。このグリーンスクールでは、もし子どもに戻れるなら学んでみたいと思えるユニークなカリキュラムと、学校施設が準備されています。

まず、気になるポイントは校舎。バリ島のグリーンスクールはジャングルの中でしたが、ニュージーランド校は北島の西海岸に位置し、雄大なタラナキ山の麓でのんびりとした雰囲気が漂っています。校舎は、国際的なデザイナーと地元のデザイナー、建築家、エンジニアが共同で開発したデザインとなっています。デザインは曲線的な形が特徴的で、オルタナティブシンキングをサポートするように作られたそうです。

そして、何よりも気になるのは、その学習カリキュラムですが、グリーンスクールでは、生徒に創造的で革新的なチェンジメーカーになる力を与えることを第一義に考えているとのこと。生徒の身体、感情、知性、そして、豊かな表現力の発達に焦点を当てた学習スタイルを提供しています。カリキュラムの内容は、生徒自身が選んだテーマについての学習、コア科目のクラス、また、企業、環境、芸術、健康と福祉といったことに焦点を当てた体験的な学習に基づいているそうです。

また、習得する能力もこれまでの学校とは異なっていて、企業家的な思考や実践的コミュニケーション能力が中心となり、権限を与えられた意思決定者、進んでリスクをとる人になるように育成されます。そして、ある年齢になると子供の発達の重要な段階に挑戦するための、Milestone experienceと呼ばれる特別プロジェクトが複数回準備されています。例えば、13年目にはグリーンストーンプロジェクトが行われます。これは個々の興味に焦点を当て、生徒に深い研究心とプレゼンテーションのスキルを習得させるための機会です。長期に渡るこのプロジェクトは、生徒の情熱と興味に基づいて、すべて生徒自身によって設計されます。そして、プロジェクトのファイナルは、TEDトークの精神に基づいた13分間のプレゼンテーションを行います。教育ステージごとに特徴はありますが、どのステージでも、考える力と他者との関わり方に重きを置いているのがグリーンスクールの特長です。

独特な教育スタイルで次世代に適した人材を輩出するグリーンスクールのような学校は、もっと増えて欲しいものです。ちなみに、2021年には南アフリカ校とメキシコ・トゥルム校がオープンする予定です。

Source:https://www.greenschool.org/nz/
Photo:グリーンスクール

(エコイスト編集部)

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