持続可能社会をみんなで

menu
English/Japanese
ecoistecoist

スマートスピーカーでゴミ出し確認

音楽をかけたり電気をつけたり、外出先からペットの見守りまで出来るスマートスピーカー。日常のちょっとしたことを助けてくれるスマートスピーカーですが、日々のゴミ出しに関する些細な疑問にも、対応してくれるようになるそうです。

開発者の発表によりますと、AmazonのAIアレクサを搭載するEchoなどの端末で、資源ゴミの収集日など廃棄物に関連する情報を得ることが可能になるといいます。地域ごとに異なる収集日などのスケジュールは、アカウントに紐付けられた住所を基に応答しているのです。現在は英国の一部の地域でのみ試験運用が開始されています。

アレクサは「スキル」と呼ばれるアプリを取得することで、機能を拡張することができます。リサイクルに関する応答を可能にする新たなスキルは「Nvirobot」という名称で、英国の企業Veolia社が開発しました。Veolia社は、廃棄物やエネルギー、水などの資源管理やリサイクル事業を世界各地で手がけている企業です。極めてアナログな家庭でのリサイクルという作業を、同社のデジタル技術を使えば効率的にできるとアピールしています。

NvirobotのキャッチコピーはYOUR ENVIRONMENTAL ASSISTANT(あなたの環境をお手伝い)。現在は「資源ゴミの日はいつ?」や「黒いゴミ箱の中身はいつ持って行ってくれるの?」などといった質問に答える機能を装備しています。将来的には、地域のリサイクル施設の混み具合の状況やリサイクル可能な資源についてのアドバイス、さらには、廃棄物の収集日のリマインドをしてくれるようになるということです。

同社はこれまで地方自治体や企業のデジタル化を支援し、資源の収集選別プロセスの自動化といったシステムを設計してきました。例えば、道路の混雑情報に基づいて、収集車を効率的なルートで走行させて二酸化炭素の排出量を削減したり、収集車による渋滞を回避するなどしてきました。同社は廃棄物の流れをデジタルでコントロールすることにより、行政や企業の資源回収の効率化を図ろうとしています。

生活をする上で誰もが悩むゴミ出し。資源としてリサイクルできるのにも関わらず、燃やせるごみや燃やせないごみで捨ててしまっている人も多いのではないでしょうか。住んでいる地域によってルールが異なるのも、リサイクル率が上がらない原因の一つといわれています。地域それぞれの情報を自動で案内してくれる環境アシスタントがいれば、潜在的な資源がリサイクルに回される可能性は高まります。廃棄物の流れに精通する企業が作るNvirobotの今後の進化に期待が寄せられます。

Source: https://www.veolia.co.uk/press-releases/
Photo:ecoist

(エコイスト編集部)


おすすめのバックナンバーはこちら
廃棄物対策にアプリを活用
充電の必要なし⁉️のワイヤレス・ヘッドホン登場

2020.07.10