持続可能社会をみんなで

menu
English/Japanese
ecoistecoist

スタバが続々と植物性ミルクを導入

植物性ミルクというと、一番に思い浮かぶのは豆乳ではないでしょうか。日本でもだいぶ一般的な飲み物となりましたが、乳糖不耐症や牛乳アレルギーがある方にとっては植物性ミルクは重要な存在であります。自分好みにカスタマイズできるスターバックスコーヒーでもカスタマイズミルクはソイミルクが定番でしたが、2020年3月からは「アーモンドミルク」が導入されていました。実は、この植物性ミルクを導入する流れは、日本だけではなく、全世界のスターバックスで始まっています。

スターバックス カナダの発表によると、カナダの直営店全店で、オーツミルクを2020年秋に導入するとのこと。すでに、大豆飲料・アーモンド飲料・ココナッツ飲料は導入されており、秋に導入されるオーツミルクは、保存料、合成香料、着色料を使用せず、カナダ産のオート麦で作られているそう。また、オーツミルクはカナダでは乳製品の代替え品として急成長しているそうで、昨年だけでも売り上げが全国的に250%も急増したと述べられています。

世界のスターバックスで植物性ミルクの導入が進んでいる背景には、スターバックスコーヒーがより一層、サステイナビリティへコミットすることを全世界に約束する新戦略の発表があります。その新戦略は以下の通りで、2020年1月に現CEOであるKevin Johnson氏が発表しました。戦略の一番目にあるように、植物ベースの選択肢を増やす戦略が掲げられているため、植物性ミルクの導入が進められているのです。

1.植物ベースの選択肢を増やし、より環境に優しいメニューに移行します。

2.使い捨て容器から再利用可能なパッケージに移行します。

3.サプライチェーンにおける革新的かつ再生的な農業慣行、再植林、森林保全、水の供給に投資します。

⒋店舗と地域社会の両方で廃棄物を管理するためのよりよい方法に投資し、食品廃棄物の再利用、リサイクル、排除を促進します。

5.より環境に優しい店舗、運営、製造、配送を開発するために革新します。

また、以上のような長期的な「5つの環境戦略」に対し、スターバックスは以下のような、短期的な目標も設定しています。

1.店舗とサプライチェーンにおける二酸化炭素排出量を50%削減する。

2.店舗経営とコーヒー生産に使用される水の50%に相当する量の淡水を、水不足の地域に提供する。

3.循環型経済へ移行することで、店舗や工場から埋め立て地に送られる廃棄物を50%削減する。

紙ストローを導入したり、共通言語が手話の店舗をオープンさせたり、SDGsの目指す持続可能社会に向けた取り組みを続々と導入しているスターバックス。選択肢として植物性ミルクを提供することで、乳製品という選択肢がなかった人たちに対しても、環境に対してもやさしい取り組みの一つになることは間違いないでしょう。

Source:https://stories.starbucks.ca/en/stories/2020/starbucks-canada-expands-plant-based-options-with-launch-of-oat-beverage-this-fall/
Photo:Adobe Stock

(エコイスト編集部)


おすすめのバックナンバー
廃棄牛乳からTシャツを作る
アジア発祥のプラントベースミートが日本初上陸!

2020.08.20