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多様性を反映させたビューティーブランド

近年、世界的アーティストやモデルによるビューティーラインの立ち上げが続いています。例えば、ミランダ・カーの「KORA Organics」やレディー・ガガの「HAUS LABORATORIES」、ジェニファーロペスの「JLO BEAUTY」などが挙げられます。そして、この度、世界的な歌姫であり実業家でもあるリアーナ(Rihanna)が、新しいスキンケアブランド『フェンティ スキン(Fenty Skin)』を発表しました。

リアーナは、2017年にもコスメブランド「フェンティ ビューティー(Fenty Beauty)」を立ち上げています。40色のファンデーション、30色のチークを発売し、アルビノ(先天性白皮症)の人も使える色を揃えるなど、時代に先駆けた多様性を反映させた革新的な商品を発売していました。そして、2年以上の歳月をかけて開発した「フェンティ スキン」も、「フェンティ ビューティー」同様、多様性が継承されており、ジェンダーレスでどんな肌タイプにも合うように作られています。

商品ラインナップは、洗顔料・化粧水・日焼け止め乳液の3種類。洗顔料は、メイク落としでも、洗顔としても使える多機能な洗顔料で、皮脂のコントロールをしながら肌表面の水分は残したまま、汚れやメイク成分のみを取り除いてくれるのだそうです。また、化粧水も1本で、化粧水と美容液2つの役割があるローションでコットンいらず。そして、日焼け止め乳液も、乳液とSPF30の日焼け止めが一体となっているとのこと。

機能性はもちろんのこと、「フェンティ スキン」は成分とパッケージの両方に特徴があります。まず、成分ですが、世界で最も厳しい基準と言われるEUの基準で作られています。本製品は、ヴィーガンの人も使うことが可能で、動物実験を行っていないとされています。また、日焼け止め乳液には、サンゴ礁にダメージを与える成分とされている紫外線吸収剤(オキシベンゾン・オクチノキサート)は含まれていません。

そして、パッケージは、製品が環境に与える影響が少なくなるよう、削減(Reduce)、再利用(Reuse)、リサイクル(Recycle)の3Rを採用して作られています。削減の観点では、過剰な梱包をせず、再利用の観点では、日焼け止め乳液には詰め替えを準備し、ボトルやチューブには再生材料を一部使って作られています。リサイクルの観点では、パッケージや配送用の箱もリサイクル可能になっています。パッケージに関してリアーナは、『パッケージの美しさだけでなく、地球を意識した機能性も求めていました。可能な限り箱を排除し、補充システムを導入し、可能な限りリサイクル材を使用しています。完璧ではありませんが、私たちは正しいことをするために最善を尽くすことができると信じていますし、これからも進化し続けていきます。』と述べています。

あらゆる人種が存在するアメリカでは、それだけの肌に対応したカラーバリエーションが必要です。しかし、たいていのブランドは、白人向けの色は多く取り揃えていても、黒人やディープな肌色に対応した色展開が少ないと言います。ダイバーシティーが叫ばれる昨今、リアーナの“多様性”を反映させたコスメ・スキンケアブランドにさらに期待が集まることでしょう。

Source:https://www.fentybeauty.com/fentyskin
Photo:Fenty Skin

(エコイスト編集部)


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