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地球環境を守るというフェアプレー

イングランドのサッカーチームの古豪 リバプールフットボールクラブのユニフォームのサプライヤーが、2020-21シーズンよりニューバランスからナイキに変更されました。ファンには待望の、ナイキによるリバプールフットボールクラブの新ユニフォームが2020年8月にお披露目となりました。とりわけ、ユニフォームのデザインやカラーに目がいってしまいがちですが、新ユニフォームの素材も実は注目すべきポイントなのです。

新ユニフォームで注目すべき点。それは、プラスチックボトル由来の再生ポリエステルで製作されているということです。ナイキは、リバプールフットボールクラブの新ユニフォームだけでなく、個人で購入できるオンラインショップNike.comでも、再生ポリエステルを使用している商品を多数販売しています。このオンラインショップでは、簡単にサステナブルな特徴を持つ商品をすぐに見つけることができるよう、ナビゲーションに「オーガニックコットン」「リサイクルポリエステル」「環境に優しい混紡素材」という検索用のチェックボックスが付けられています。

ナイキは、エコイストでもご紹介した『ナイキ史上、最も低炭素排出シューズ「スペースヒッピー」』を開発・販売したり、温室効果ガス排出量の実質ゼロへの移行を進めるための新たなイニシアティブ「Transform to Net-zero(ネット・ゼロへの転換)」に参画したりと、積極的な行動で知られています。ナイキのように世界的影響力のある企業の取り組みも素晴らしいですが、地球環境を守り、スポーツの未来を守る取り組みを行っているのは、なにも大きな企業だけではありません。世界的企業の影響力と比較すると小さいかもしれませんが、イングランドのサッカークラブ「フォレストグリーン・ローバーズ」は、「世界一エコなクラブ」として、世界中から注目を集めています。

フォレストグリーン・ローバーズは、イングランド・フットボールリーグ4部リーグのクラブなので、サッカーファンでも知らないという方も多いかと思いますが、実は「世界一エコなクラブ」と言われるほど、徹底した取り組みで有名なのです。

まず、スタジアムは全てグリーンエネルギーで運営されています。「エコトリシティ(Ecotricity)」の太陽・風力・海から作られた100%グリーン電力が供給されており、電力の一部は、スタジアムの屋根に設置された太陽光パネルでも賄っているのだそうです。

次に、試合が行われる芝生は、農薬や除草剤を使用しておらず、芝生への水やりは、雨水を再利用しています。また、芝刈りは太陽のエネルギーで動く「Mowbot」という芝刈りを導入し、水や電気といった資源を極力使わずに芝生の管理が行われています。

さらに、スタジアムで提供されるフード関連は、全て“ヴィーガン”料理。もちろん試合を行う選手も対象で、ヴィーガンがクラブのポリシーであることを承知の上で来ているとのこと。サポーターも最初こそ反発はあったが、今では売り上げも大幅に伸びるほど人気なのだそうです。

ナイキの取り組みもフォレストグリーン・ローバーズの取り組みも、規模の差はあるものの、地球を守り、地球で行うスポーツを守りたいという想いは一緒ではないでしょうか。これは地球に住む人、全員に言えることです。地球環境が悪化したら、好きなことできなくなってしまうかもしれません。そうなる前に、地球環境を守る行動を取りたいものですね。

Source1:https://news.nike.com/news/liverpool-football-club
Source2:https://www.fgr.co.uk/our-ethos/greening-up-football
Photo:Nike

(エコイスト編集部)


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