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トミー ヒルフィガーもサステナビリティプログラムを発表

1985年にニューヨークで創業され、カジュアルな中にトラディショナルかつフォーマルな魅力がつまった「トミー ヒルフィガー(tommy hilfiger)」。特徴的な、赤・白・ネイビーのロゴマークはシンプルで、ユニセックスで着こなせるアイテムも多く、日本でも人気のブランドです。そんなトミー ヒルフィガーからも、意欲的なサステナビリティプログラム「Make It Possible」が発表されました。

サステナビリティプログラム「Make It Possible」は、SDGsのゴールの年とされている2030年に向けて、サーキュラリティー(循環性)とインクルーシビティ(包括性)に関する4つの柱と24の目標を設定しています。また、同プログラムのミッションは、「Waste Nothing and Welcome ALL (無駄をなくし、全てを受け入れる)」ファッションを創出することで、環境と社会の両方の観点からサステナビリティに取り組む内容となっています。なお、同プログラムは、親会社のPVH CorpのForward Fashion戦略に基づいて作られています。

サステナビリティプログラム「Make It Possible」の中心となる4つの柱は、以下の通りです。
●Circle Round:製品の全てを循環可能にし、サステナブルループに取り込む。
●Made for Life:原材料の調達から販売までのすべてのプロセス面で、気候変動、土地利用、水質や大気汚染など、プラネタリー・バウンダリーズ(不可逆的かつ急激な環境の変化または、地球の限界)に細心の注意を払って事業を行う。
●Everyone Welcome:常にインクルーシブで誰でも着用できる、全てのTOMMYファンのためのブランドを目指す。
●Opportunity for All:差別による成功への障壁がない、平等な社内キャリア環境を実現。

また、トミー ヒルフィガーのデザイナーの80%以上が循環可能なデザインの戦略についてトレーニングを受けており、2019年には原材料として使われる綿の72%をサスティナブルな調達先から仕入れることを実現しています。さらに、使用する水とエネルギー量を削減し、環境への影響が少ない方法で200万枚のデニムを製造するなど、すでに環境負荷を減らす製造方法に切り替えていることがうかがえます。

そして、サステナビリティは自社だけでは実現できないという考えから、2019年8月に業界のパートナーらの団体The Fashion Pactに署名、参加し、またEllen MacArthur Foundation Make Fashion Circular and Jeansイニシアチブにも参加するなど、ファッション業界全体でサステナビリティの方向に切り替えているようです。

トミー ヒルフィガーは、これまでのサステナビリティの成果についても下記URLのページで公表し、今後の進捗状況も発表していくとしています。買い物は好みやデザイン性も大事ですが、製品がどのように作られているのか、環境にどれくらい負荷をかけているのかといった、エシカルな観点も重要な時代となっていることを企業も私たち消費者も忘れてはいけないのです。

Source:https://responsibility.pvh.com/tommy/
Photo:Tommy Hilfiger

(エコイスト編集部)


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