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サステナブルな商品をセレクトしたEC

持続可能社会の構築のためには、今一度、行き過ぎた資源の収奪や無駄な生産をなくすことを企業が考え直すことは重要なことです。そして、企業だけでなく、個人ができることもあります。それは賢い消費です。地球環境に影響を与えるほどの資源の浪費や生産を行う企業の商品を、持続可能かどうかという観点から判断し選択することで、企業の行き過ぎた行動を是正することができます。

実は、そんな賢い消費を後押しするサービスを米国のアマゾンが始めました。同社は9月、環境に優しい商品にラベルを付けるクライメイト・プレッジ・フレンドリー(Climate Pledge Friendly)」制度を導入しました。アマゾンで販売する商品を対象に、持続可能性を判定する認証機関と提携して、条件を満たすものに「クライメイト・プレッジ・フレンドリー」のラベルを添付します。制度の開始に合わせておよそ2万5000の商品が同ラベルを取得したといいます。

提携する認証機関は、繊維業界のサステナビリティ認証機関であるブルーサインテクノロジーズや、羊の動物福祉を尊重する守るレスポンシブル・ウール・スタンダード、そして、エネルギー効率の高さやCO2削減量の多い家電を毎年評価するエナジー・スターなどの18団体。これに加えて、アマゾンは独自の認証ラベル「コンパクト・バイ・デザイン」を作成。同様の製品よりも軽かったり包装容器が小さかったりするデザインに対して認証するもので、商品の発送に伴うCO2排出量を減らすことが目的だといいます。計19個のラベルの内容は、アマゾンのHPで確認が可能です。

ラベルの有無は、検索した商品の名称や評価の下に明示されます。ラベルの使い方としては、買いたい商品が認証を受けているかどうかを確認することはもちろん、認証を受けた商品だけを表示することも可能です。例えば、熱帯雨林や先住民の生活を守る非営利団体のレインフォレストアライアンスの認証を受けた製品だけを表示させると、紅茶やコーヒー、スナック菓子などが並びます。このページの中の商品を選ぶ限りは、どれを選んでも環境に配慮した買い物をすることができる、という仕組みです。

日本の民間の会社が実施したアンケートによりますと、コロナウイルスの流行で、買い物にamazonを利用する人が一段と増加したといます。特に10〜20代の4割近くの人が「利用頻度が増えた」と答えているといいますので、amazonで持続可能な製品を見つけやすくすることは、メーカーがより持続可能な製品を作ることを後押しするものと考えられます。もちろん、メーカーによって環境への取り組みの力の入れ方は違いますから、ラベルのついた商品の中でもより良い選択というものはあり得ます。ですので、ラベルだけに頼らず、個人的にも知ろうとする意識を持つことも大切です。

Source: https://blog.aboutamazon.com/sustainability/climate-pledge-friendly
Photo:amazon

(エコイスト編集部)


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