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段ボールで作られたワラジ!?

日本では古くから、米作りを終えた冬の農閑期に藁を使って、草鞋(わらじ)や蓑(みの)などの、生活に欠かせない衣料品を作ってきました。現代では、草履を日常的に履くことはありませんが、祭りで御神輿を担ぐ時に草履を履いたり、旅の安全や健康などを祈るために巨大な草鞋を担ぐ祭りがあったり、現代でも存在している履物です。そんな日本古来の履物である草鞋を藁ではなく、段ボールで作るという試みをおこなった会社があります。

段ボールで作られた草鞋、「紙鞋(かみわらじ)」は、100%リサイクル可能な段ボールで作られた日本製ルームシューズです。草鞋という名称が付いていますが、室内で使用することを前提に作られていることがポイントです。しかし、その造りは、「水に濡れなければ外でも履けるのでは?」と思うほどの耐久性もあります。3mm厚の強化段ボールを縦横交互に5層張り合わせているので、強度とクッション性に優れているそうです。また、鼻緒部分は段ボールではなく、綿100%で作られているので、足の指に快適にフィットするとのこと。

紙鞋は、ただ段ボールに鼻緒を付けただけではなく、日本伝統の模様や和を感じさせるモチーフなどを印刷することで、アートとしても楽しめるデザインとなっています。印刷されているデザインは以下の5つで、どれも日本観光のお土産品として喜んでもらえそうです。

  • 観世水(Kanze-mizu)
    日本の水の豊さを、水の波紋で表現。
  • さくら(Sakura)
    馴染み深い桜を優美に表現。
  • 鶴の舞(Turu-no-mai)
    長寿の象徴である鶴をモチーフに。
  • 錦鯉(Nishiki-goi)
    身出世の象徴とされる鯉をモチーフに。
  • 亀甲紋(Kikko-mon)
    日本の伝統模様の一つで、亀甲紋は幸運を呼ぶ模様の代表格。

紙鞋は、サイズはS(22.5~24cm)、M(24.5~26cm)、L(26.5~28cm)の3サイズで展開されています。購入は、現在(2020年10月6日時点)、大阪城そばの土産物店『大阪城本陣』のみのようですが、公式サイトに通販サイト構築中とありましたので、近いうちオンラインでも購入できそうです。

Source: https://kamiwaraji.jp/jp/
Photo: ペンギン株式会社

(エコイスト編集部)


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