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ビッグアップルの食品ロス削減なるか?!

飢餓、食品廃棄物、農業就業人口の減少など、食にまつわる様々な社会課題が世界中で発生しています。これらの課題に対し、最新のテクノロジーで解決しようとするフードテック企業が次々と登場し、成長を続けています。例えば、植物由来の代替肉の「ビヨンド・ミート (BYND)」や、植物をベースにした代用卵の「JUST」などが有名です。中でも、食品廃棄物を防ぐために作られたアプリ「Too Good To Go」はイギリス、ドイツ、オランダなどヨーロッパ圏内で広く受け入れられています。そしてこの度、Too Good To Goがアメリカでもリリースされ、ニューヨークでデビューしたと発表がありました。

Too Good To Goアプリを知らない方もいらっしゃると思いますので、ますは、アプリの説明から。Too Good To Goは、2015年11月にデンマーク・コペンハーゲンからスタートしたスタートアップ企業、Too Good To Go ApSによって運営されており、パン屋やスーパー、レストランなどで余った食料を安価で購入し、指定された時間枠にお店で受け取ることができるシステムを提供しています。受け取る商品のことを「マジックボックス(Magic Box)」と呼んでおり、廃棄される食料が対象となるため、何が入っているかは受け取るまで分からない仕組みとなっています。

また、2019年2月には、「賞味期限と消費期限の書き方キャンペーン」というユニークな取り組みも行っています。食品メーカーに対して、賞味期限の横に、「多くの場合、その後もおいしく食べられます」というような記述を並列するよう、働きかけを行ったのです。この働きかけは、デンマークの食糧庁に確認を取り、表現について許可を得てから行われ、最終的に15の食品メーカーと話し合い、ユニリーバやビールのカールスバーグなどが賞味期限と消費期限の書き方に配慮すると約束したそうです。

2020.11.03