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店舗内でリサイクルも可能!?

手編みのセーターをほどいて帽子や手袋に編み直すように、着なくなった衣服を別の衣服に作り変えることはできないか・・・。ファストファッションで知られるスウェーデンのアパレルメーカーH&Mが、かつては当たり前に行われていたそんな衣服のリメイクを、先端技術で可能にした新たなリサイクルシステムを提案しています。

発表によりますと、同社は10月、収集から再生産までの工程全てを店内で行うリサイクルマシン「Looop」をストックホルム・ドロットニンガータン店に導入。Looopは衣類を細断して繊維にし、糸を紡いで再び衣類へと作り変える大型の機械で、店舗ではリサイクルする様子を見ることができます。実際に使うこともでき、使用料はH&Mのロイヤリティプログラムのメンバーは100スウェーデン・クローナ(約1,200円)、一般客は150スウェーデン・クローナ(約1,700円)です。

Looop(=輪)の名称の由来は、古着を捨てずに新品に作り替え続けるという衣服の循環から来ています。全部で8段階あるLooopの作業工程では、衣服はまず洗浄されたあとに細かく砕かれ繊維の塊になります。強度を上げるために原料となる新しい素材を加えられた後、板状になった繊維は紡いで撚りをかけられ、最終的な衣服へと編み込まれていきます。追加する原料はサステナブルに調達されたもので、全工程において水も化学薬品も使用しないため、新たな資源を使ってゼロから衣類を製造するよりも、環境への負荷を抑えることができるといいます。

2020.11.05