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スマートフォンアプリでアフリカの雨水貯留を促進

アフリカでは今なお水不足が深刻ですが、国連環境局とGRID Arendal誌のレポートによると、2025年までにアフリカのみならず世界48カ国で28億人以上が水不足に直面すると予想されています。国連環境局と国連教育科学文化機関は、今後起こりうる水不足問題に有効な、雨水の貯留を促進させるスマートフォンアプリを開発しました。

このアプリは、アフリカ全土の気象観測所から収集された気象データに基づいて、家の屋根から取得できる雨量を計算することができます。現地で入手可能な材料と適切な技術、アプリをダウンロードすることで雨水利用システムは容易に利用することができます。このような情報によって戦略的に雨水を利用することは、降雨量の変動が大きい地域での雨水貯留に有効です。

雨水貯留の促進は、様々な恩恵をもたらします。浄化して飲料水として利用すれば、家庭の衛生環境と健康を改善します。農業用水としては容易に利用することができ、貯留しておけば乾季の小規模農業にも利用でき、食料安全保障にも貢献します。また雨水を貯えることによって水汲みに費やす時間を減らすことができます。これによって通学の時間が確保できるなど、女性と子供たちの生活をも向上させるのです。

現在アプリはAndroid版のみ無料で利用可能で、iOS版もリリース間近です。
水の問題は、人間にとって必要不可欠な大きな課題です。

(エコイスト編集部)

2019.07.04