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買い物で植樹が推進されるデビットカード

キャッシュレス決済花盛りとなってきました。コロナウイルスの流行もあり、他人との直接的な接触を避けられるスマートフォンやカードで買い物の支払いをする人が増えているようです。そんな中、利用者が買い物をすればするだけ植林プロジェクトが進む魔法のようなデビッドカードが英国で登場しました。環境保護に興味があるけれども活動に参加する時間がなかなか取れない、という方は買い物をするだけで持続可能な環境づくりに加われるようになります。

新しいデビットカードはその名も「TreeCard(ツリーカード)」。英国のスタートアップTreeCard社が開発したもので、決済で発生する取引手数料から同社が得る利益の80%を、既存の38の植林プロジェクトの支援に充てる仕組みです。同社によりますと、カードを使った個人の支払い60米ドルあたり1本の木が植えられる計算になるといいます。年会費や発行手数料などはなく完全に無料で、Mastercardが利用できるすべてのデビットカード加盟店で使用できるとのことです。

TreeCardは仕組みだけでなくカード自体も環境に配慮されています。プラスチック製ではなく持続可能な方法で調達されたFSC認証の桜の木で作られ、一本の木から30万枚以上のカードを生産できるといいます。木目の美しいカードは所有欲がくすぐられますが、同社は木のカードよりもApple Payなどを使ったデジタルカードの発行を奨励しています。プラスチックよりは木を使おう、木を使うよりは廃棄物を出さないようにしよう、という考え方です。カード専用のアプリでは、利用額に応じて植樹された木の数も確認でき、環境にどれだけ貢献したかが分かるようになっています。

2020.11.26