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建物一生分を発電するZEB

日本も、2050年までに温室効果ガスの排出をゼロにする目標を掲げました。容易ではない目標ですが、現在の地球環境を考えると必要な目標の一つです。目標にあるように温室効果ガスの排出をゼロにするためにも、「ZEB(ゼブ)」の普及も対策の一つとして注目されています。

ZEB(ゼブ)とは、Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の総称で、快適な室内環境を実現しながら、建物で消費するエネルギーをゼロにすることを目指した建物のことです。ビルの中では、人が活動するための電気や空調といったエネルギー消費量を完全にゼロにすることはできませんが、省エネによって使うエネルギーを減らし、創エネ(*1)によって使う分のエネルギーを作ることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることができます。

ZEBの事例は国内・海外問わず多々ありますが、ノルウェー・ポルスグルンでユニークな形をしたZEBが登場しました。斜めでやや円錐形の形をした「パワーハウス・テレマーク(Powerhouse Telemark」)は、特徴的な斜めの屋根にソーラーパネルが設置されており、ビル一生分の消費エネルギーを上回るエネルギーを生産します。その生産エネルギーはなんと毎年256,000kWh。これは、平均的なノルウェーの家庭の年間エネルギー使用量の約20倍とのこと。余ったエネルギーは、エネルギーグリット(送電網)に戻されるそうです。

2020.11.30