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道路貨物輸送の電力化

近年、各種乗り物のEV化が進んでいるなかで、さらに電気自動車の新たな可能性を模索する公的試験が始まりました。その試験とは、ドイツのフランクフルト空港からヘッセンへ向かう高速道路(アウトバーン)の一部区間に送電線を設置した電化区間を設け、電気鉄道と同じように、ハイブリッド・トラックの車両上部に取り付けたパンタグラフで電力を供給するという試みです。

試験に使用されるハイブリット・トラックには電池とディーゼルで駆動するエンジンが搭載されており、トラックが送電線に接続している間は電池を充電しながら走行します。もし、バッテリーが空になった場合でもディーゼルエンジンが搭載されているためトラックが止まってしまうという心配はありません。

このeHighwayと呼ばれるシステムは化石燃料の使用と輸送コストを削減でき、結果として、CO2や窒素酸化物などの排出量も削減できます。長距離を走る高速道路だけではなく、港湾施設から貨物センターまでの往復輸送区間や、鉱山のような場所でも有効だと考えられています。

ハイウェイでの試験は2022年まで行われ、テストの結果によっては、ドイツ国内で広がることは間違いありません。この試みは、環境先進国として一歩先を行くドイツならではの取り組みと言えます。

Source:https://press.siemens.com/global/en/feature/ehighway-solutions-electrified-road-freight-transport
Photo:Siemens

(エコイスト編集部)

2019.07.06