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デジタル食品ラベルで食品廃棄物を削減

年末が近づき、豪華な商品がスーパーに陳列され始めましたね。気になるのが、売れ残った商品の行方。少し前のデータになってしまいますが、2017年にはスーパーなどの食品小売業から64万トンの食品廃棄物が発生しています。食品廃棄物を減らすことはコスト削減にもつながるため、スーパーなどでは売れ残りの発生抑制が食品廃棄物を減らす策の一つとされています。そこで重要なのが食品ラベル。現在も消費・賞味期限が記載され、期限が切れそうな商品は割引されています。しかし、期限の前に傷んでいる可能性があったり、人的コストがかかったりしています。そこに目をつけたイノセンティア(Innoscentia)社は、食品の品質をリアルタイムでモニタリングできるラベルを開発したと発表しました。

リアルタイムでモニタリングできるラベルは、スウェーデンでセンサーラベルを開発している会社であるイノセンティア社と、ディスプレイや電子機器を開発しているインビジブル・インタラクティブ(YNVISIBLE INTERACTIVE)社とのパートナーシップによって開発されました。この動的なラベルは、イノセンティア社のデジタルセンサーがパッケージに採用されており、パッケージが食品の鮮度を登録し、インビジブル・インタラクティブ社のラベルが結果を表示する仕組みになっています。これにより、期限より前に腐敗している食品を見つけたり、期限を多少過ぎても食べられるものを捨てないことが可能となります。また、イノセンティア社のホームページによると、動的ラベルと使うことで小売業者にとっては、食品廃棄物を減らせるだけでなく、データを利用して供給する量を最適化できるというメリットもあると言います。

2020.12.23