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英国で大規模EVステーションが完成

自動車のEV化が急速に進んでいます。英国政府は2020年11月、ガソリン車とディーゼル車の新車販売を2030年までに禁止すると発表しました。同国政府は2月、2040年としていた目標を2035年に前倒ししたばかり。その9ヶ月後の11月、さらに5年の前倒しを決定したのです。ガソリン車販売禁止の政策は、米国やカナダ、日本など世界各国で相次いでおり、EV化の流れは今後も世界的に進んでいきそうです。

そんな中、英国初の大規模充電ステーションがロンドン近郊の街エセックス州ブレーンツリーにオープンしました。運営するのはEVのリースや太陽光発電システムの開発などを行うGRIDSERVE(グリッドサーブ)社。100%再生可能エネルギーで36台のEVを同時に充電することができ、充電を待つ間は施設に入る飲食店や会議室などの設備を使うことができるといいます。同社はこの施設を皮切りに、今後5年間で100カ所以上の充電ステーションを建設する予定だといいます。

EVを所有していないと感覚を掴みにくいかもしれませんが、施設の充電インフラは下記の通り。最大出力350kWのDC充電器12台、最大出力90kWのDC充電器12台、最大出力22kWのAC充電器6台、テスラ・スーパーチャージャー6台。合計36台が同時に稼働します。充電料金は1kWhあたり24ペンス(日本円約34円)。最大出力350kWの超急速充電器は、現在市販されているEVすべてが活用できるわけではありませんが、EV普及の懸念材料の一つとなっている充電時間を大幅に短くすることができるため(例えばポルシェのタイカンは4分間で100km走行可能になるといいます)、今後のEV普及の鍵を握る設備となりそうです。

2020.12.31