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カカオのフェアトレード取引価格を20%引き上げ

北米のフェアトレード商品の主要な第三者認証機関であるフェアトレードUSAは、2019年10月1日からカカオの最低価格とプレミアム(割増金)を20%引き上げると発表しました。これは2018年12月にフェアトレード・インターナショナルが発表した同様の発表に続くもの。西アフリカのカカオ生産農家の極度の貧困と児童労働を減らすことを目的としています。

これによりフェアトレード USAの最低価格は、通常のカカオの場合、1MT(1,000kg)当たり2,000ドルから2,400ドルに、プレミアムは1 MT当たり200ドルから240ドルに上昇。またオーガニックカカオの場合、市場価格かフェアトレード最低価格のどちらか高い方に300ドルを上乗せし、プレミアムも1 MT当たり200ドルから240ドルに引き上げられます。

フェアトレード USA曰く「今回の決定は、カカオの生産コミュニティが長期にわたり存続するための投資であり、カカオの持続可能な生産のためにも必要なこと。これによって次の収穫を見据えることができ、農家にもたらされる追加収入は家族を養い、農業を続けるために役立つでしょう」。 プレミアムは、フェアトレード・コミュニティのファンドに直接支払われ、農民のための清潔な飲料水の確保や医療クリニックの創設、児童への奨学金や学用品などに使用。ちなみにフェアトレード USA によると、2018年には4,880万ポンドのカカオから440万ドルのプレミアムが支払われました。一連の動きは既に業界各所からも歓迎されています。

(エコイスト編集部)

2019.08.02