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世界初、使い捨て紙コップで作られた再利用可能なマグカップ

英国のデザイン会社アショートウォークは、廃棄された紙コップから再利用可能なマグカップ「rCUP」を製作。国内で12オンスのカップを12ポンドで販売中。年内には米国でも発売予定です。

このマグカップは片手で簡単に蓋の開け閉めができ、縁の360度どこからでも飲める上、液漏れなし。だからバッグの中に入れて気軽に持ち運びも可能。そして断熱性に優れて90分以上も保温効果が続き、手に持っても熱くない。しかし最大の特長といえば、リサイクルが容易なこと。最低10年は使え、使用後も家庭でのリサイクルによって100%再生可能なのです。

ある調査では、英国のコーヒー店で紙製コーヒーカップの約99.75%、毎年25億個が捨てられているとか。元ダイソンのプロダクトデザイナーで、現在同社を経営するダン・ディッカー氏曰く「私たちはすでに多くのコーヒーショップの無駄を減らすのに貢献しています。これは持続可能な未来を創造する挑戦です」。

rCUPは今まで紙コップのリサイクルを困難にしていた紙とプラスチックのライニングとの分別を中止。洗浄後、そのまま一緒に細かく裁断し、再生ポリプロピレンを加えた樹脂で作られる。標準サイズのマグカップ1個に、6個の紙コップが使われている計算です。

 またディッカー氏によると「現在、廃棄された紙コップの価格は1トン当たり約120ポンド。そのカップを樹脂に変えると価値は1,200ポンドに。そして樹脂をrCupにすると3万ポンドになる」とか。rCUPは新しい循環型経済の確立にも役立つでしょう。

(エコイスト編集部)

2019.08.07