持続可能社会をみんなで

menu
English/Japanese
ecoistecoist

石鹸で作られた、溶けてなくなるシャンプーボトル

革新的で持続可能なデザインプロダクツのプロデュースで知られるMi Zhou氏は、石鹸から作られたトイレタリー製品のパッケージコレクション「Soapack」を発表しました。

「Soapack」は植物油ベースの石鹸を、鉱物顔料、植物、花で染色。それらの混合物をさまざまな形状の型に注ぎ、ボトルの内側に蜜ろうを薄く塗って防水して完成します。使い続けるとボトルはゆっくりと溶け、使用後には最終的になくなることに。乾燥させておけば、引き続き装飾品としても使えます。また、そのデザインは淡いパステル調の不透明なシェルや、繊細で均整のとれた曲線などが特徴的で、どれもアンティーク香水のボトルから着想を得ているそう。

現状、シャンプーのようなトイレタリー製品のパッケージのほとんどはチープな使い捨てで、通常の使用期間は1〜2カ月ほど。これは一人で一生のうちに800本ものシャンプーボトルを使う計算になります。そしてプラスチック廃棄物は、今や地球環境にとって大きな問題。代替品を見つけるのが難しいことも多いですが、トイレタリー製品については「Soapack」が環境に優しいオプションを提供してくれるのです。

 Zhou氏曰く「私はこのプロジェクトを通して、プラスチック使用量を減らすだけでなく、パッケージ自体の再評価を試みたい。シャンプーのなどのパッケージはデザインや素材に関係なく、今は常に使い捨てが基本。斬新で美しいパッケージデザインで、地球のために業界に革命を起こしたいと考えています」。

(エコイスト編集部)

2019.08.14