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余ったパンをアップサイクル

 バゲットとバトンは英国で人気のあるパンの種類ですが、実は、スーパーマーケットで最も廃棄の多い食品でもあります。しかし、イギリスのスーパーマーケットTESCOは余ったバゲットやバトンからパンプディングとオリーブオイルのクロスティーニを製作、販売することで、パンの廃棄量を減らそうとしています。この計画がTESCOの英国全店舗に導入されると、バケットとバトンの廃棄量が約40%削減されることになるそうです。

 パンプティングは店内の余ったベーカリーのバゲットを細かく砕いてから、スパイス、サルタナレーズン、水が加えられて作られます。オリーブオイルのクロスティーニは、店内のベーカリーで作られたバトンをスライスし、エキストラバージンオリーブオイルをかけて、カリッとした食感に焼き上げて完成です。パンプディングは1.25ポンド、クロスティーニは80ペンスで英国国内のTESCO24店舗で販売中です。

 この試みは、TESCOが余ったブドウから限定販売のジンを作った流れに続くもので、TESCOが最近公開した年間食品廃棄物データによると、余った食品を慈善団体や地域団体、従業員、動物の飼料加工企業へ再配布することにより、廃棄量を対前年で大きく減少させたことを明らかにしています。食品を販売する側でのこのような食品ロス対策への取り組みは、まさに持続可能社会にとっての革新的ステップといっても過言ではないでしょう。

(エコイスト編集部)

2019.09.04