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サステナブルをフレンドリーなスタイルの公園で具現化

 LAVAとオーストラリアのデザイン会社ASPECT Studiosは共同で、ベトナム・ホーチミン市中心部に建設される16haに及ぶセントラルパークの設計国際コンペに優勝しました。

 新しい公園の建設予定地は、19世紀の植民地時代に東南アジア初の鉄道駅が設けられた場所。現在は、仏軍との「南部抗戦」を記念して命名された、市民の憩いの場『9月23日公園』やバスターミナルなどがあります。また近い将来、ベトナム初の地下鉄駅ができる予定です。

 デザイン案では、こうした交通の要所としての場所のコンテキストを反映。さらに既存の樹木や植生を最大限に生かし、自然環境とのつながりを通じて持続可能な開発を目指しています。例えば、公園内の人口樹木「浄水樹」が雨水を集め、水やりや飲料用、消火用などに再利用。また「ベンチレーションツリー」は自然換気を促し、熱を下げ、新鮮な空気を生成し、ソーラーパネルを備えた「ソーラーツリー」が、デジタルスクリーンのほか充電ドックやWi-Fiシステムに電力を供給します。

 LAVAのディレクター、クリス・ボッセ氏曰く「私たちのデザインは、堅苦しくなく多目的に使え、フレンドリーで連続的。人々の多様なニーズを満たす都市のパブリックスペースとしての役割を担います」。園内には商業施設のほか、彫刻庭園、屋外美術館、音楽・演劇パビリオン、スケートパーク、スポーツゾーン、遊び場などの機能を集約。地下鉄開業と併せ、真の国際都市たる市民生活の質の向上にも役立つでしょう。建設開始は2020年の予定。

(エコイスト編集部)

2019.09.06