持続可能社会をみんなで

menu
English/Japanese
ecoistecoist

廃棄素材で染めるコンバーススニーカー

 先日開催されたG7で、ファッションブランド32社が環境問題に取り組む協定を締結するなど、ファッションブランドでは近年、環境保護に向けた取り組みに力を入れるようになりました。衣類の素材にペットボトルなどのプラスチックごみを再生した繊維を利用することや、梱包に自然に分解できるバイオ素材を採用するなど、環境に配慮した材料を使用することは、今では当たり前になっています。また、裁断で出るくずを紙やぬいぐるみの素材として再利用するなどの取り組みも活発に行われるようになりました。

 コンバースでは、サステナビリティとファッション性の両立を目指した「CONVERSE e.c.lab(コンバース イーシーラボ)」を発表しています。その第一弾として、廃棄予定食材を染料として使用した「FOOD TEXTILE」とコラボレーションしたスニーカー「ALL STAR FOOD TEXTILE HI(オールスター フードテキスタイル HI)」を発売しました。FOOD TEXTILEは食品ロスを染料化することで削減しようとするプロジェクト。形が不揃いのため売り物にならない野菜や、食品の製造過程で生まれる食品や野菜の残りかす・切れ端など、これまで廃棄されていた食材を特別な技術で染料化して利用します。

 今回のコラボでは、カフェで提供するドリップコーヒーの出涸らしを染料とした優しいブラウン「Drip Coffee」、マロウブルーのハーブティーの規格外品を使用した淡いブルー「Blue Mallow」、見頃を終えて散った桜の花びらから抽出した淡いピンク「Sakura」の3色を展開します。それぞれ、ソールにはリサイクルラバーを、インソールにもオーソライトエコを採用しています。価格は9,000円(税別)。普段捨てていた本来食べられるものがファッションにも再生される。これからは、サステナブルの観点をファッション業界も多く取り入れていくことになるのでしょう。

(エコイスト編集部)

2019.09.26