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自動車部品メーカーとSDGsについて考えてみた

 持続可能な開発目標(SDGs)について知ろうと思ったとき、小難しい本に手を出すよりは、ゲームやイベントで体験する方が楽しく理解できそうですよね。8月26日、名古屋市にある交流拠点「ナゴヤイノベーターズガレージ」で、SDGsについてのイベントが開催されました。

主催したのはトヨタグループの会社で、機械の回転運動や往復運動を支えるベアリング(軸受)や、自動車に使用されるステアリング装置、金属を加工する工作機械などを製造する株式会社ジェイテクトです。何だか堅そうな会社ですね…。

 当日は講師として、笑いで世直しを推進する笑下村塾のたかまつななさんを迎え、学生や社会人など80人が参加。たかまつさん自身が海外渡航で見た世界の児童労働や人身売買、貧困の現状を紹介し、問題解消のためにはSDGsを知り、問題意識を持つことが重要だと説明しました。

会場ではSDGsを学ぶことができるカードゲーム大会や、活発な意見交換・異業種交流も行われました。参加者は楽しみながら、SDGsに対する理解を深めることができたそうです。

 ジェイテクトがこのイベントを主催したのは、SDGsへ取り組むことは社会的意義があるだけでなく、企業力の強化や新規事業創出にも繋がると考えたためです。また、同社の製品の多くは自動車産業で使用されており、地球環境へ与える影響が大きいため、会社としてSDGsについて取り組む必要がありました。

同社では現在、「All for One Earth」というフレーズを掲げ、より性能を高めたベアリングなど、省エネルギーに繋がる製品の開発や、工場における再生可能エネルギーの導入や水の循環利用など、環境負荷を抑制したものづくりを進めています。今後はこの取り組みに注力するだけでなく、今回のようなイベントを定期的に開催することで、共にSDGsに取り組む仲間を増やしていくそうです。

Photo:株式会社ジェイテクト

(エコイスト編集部)

2019.10.22