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ファミレスでも環境対策します!

 「海洋プラスチック」の問題は、海に生息する魚や鳥の生命を脅かす危険な存在であるだけでなく、微小なプラスチックごみである「マイクロプラスチック」の発生原因となる海洋プラスチックは、地球環境に深刻な影響を及ぼしています。

 この海洋プラスチックの問題を解決するための一番効果的なやり方は、使い捨てプラスチックの使用を控えることです。実際、年々深刻化する海洋プラスチックの問題を解決するために、使い捨てプラスチックの使用を禁止する国や企業が増えてきました。海外ではスターバックスやマクドナルド、日本では大戸屋などの飲食チェーン店で、飲食店で使うストローを紙や生分解性の素材に置き換えたり、持ち帰り用のビニール袋を廃止したりする動きが広がっています。

 ガスト、ジョナサン、バーミヤン、夢庵などのファミリーレストランを経営する、株式会社すかいらーくホールディングスでも、テイクアウト用レジ袋を石油由来から環境負荷の小さいバイオマスプラスチックに変更すると発表しました。2019年12月から実施し、系列のレストラン業態ほぼ全てが対象になります。この取り組みは日本では、すかいらーくホールディングスがいち早く対応しているとのこと。

 同社では、「プラスチックごみの不適切な廃棄が世界的に深刻な環境問題を引き起こす中、日本全国に店舗を展開するレストランチェーンとしてその削減に取り組むことが社会における重要なステップになる」と判断。取組みの第1段として、昨年12月から使い捨てプラスチック製ストローの使用を順次廃止し、2019年7月末までに、グループ全店でプラスチック製ストローの廃止を完了しました。要望のある方にはバイオマスストローを提供しているそうです。

 そして、第2段として、テイクアウト用レジ袋を石油由来から環境負荷の少ないバイオマスプラスチックに順次変更していきます。バイオマスプラスチックとは、生物資源(バイオマス)から作られた合成樹脂を指します。同社グループが導入する素材は、サトウキビの絞りカスを原料とした、植物由来のもの。素材を石油由来からバイオマスプラスチック100%へ変更することで、CO2排出量を年間で約180トン、約60%削減することができるのだとか。同社ではグループ全体で、その後も段階的に環境に配慮した素材への切り替えを行っていくそうです。

 すかいらーくホールディングスでは、事業を通じたSDGs(持続可能な開発目標)への貢献を重要課題と位置付けており、サステナビリティと企業価値向上を実現するため、今後も様々な取り組みを行っていく方針です。

Photo:株式会社すかいらーくホールディングス

(エコイスト編集部)

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