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書店も脱プラ準備始めます

 2020年1月からタイの大手スーパーやデバートでは、プラスチック製レジ袋の配布を完全に取りやめました。ジュゴンなどの動物がプラスチックゴミを誤って食べて死亡するケースが相次いだため、プラスチックごみの削減に対して、国をあげて取り組もうとしているのです。

 いっぽう、日本では、大手スーパーでは既にレジ袋が有料になってきていますが、全てのスーパーや小売店では行われていませんでした。しかし、ついに2020年7月から全国一律すべての小売店で、プラスチック製レジ袋が有料化となります。日本でも脱プラスチックの活動を拡大化させるため、さまざまな業界・企業の取り組みがこれから始まりますが、書店でも脱プラスチックの動きが始まります。

 日本出版販売株式会社(以下、日販)は、プラスチック製レジ袋に替わるオリジナルの布製エコバッグ製作を企画し、2019年11月28日より、書店法人向け受注を始めました。レジ袋というとスーパーやコンビニなど、食料品店をイメージしがちですが、書店でも本を購入するとレジ袋に入れてくれますよね。そんな時、レジ袋の代わりとして手に取りやすい価格でエコバックがあったら嬉しいと思いませんか。日販の企画するエコバックは100円〜150円(推奨店頭販売価格)で販売される予定です。そして、デザインは、書店ごとにオリジナルのデザインにした限定バックのほか、『赤毛のアン』や『ウォールデン 森の生活』など、名作をモチーフにした書店ならではのデザインでオリジナルエコバッグを製作するとのこと。日販はこれまでも、レトロ文具をデザインモチーフにした「Old Resta(オールドリスタ)」シリーズのトートバッグを企画販売し、日本最大級の文具の祭典「文具女子博」において即完売するほど人気でしたので、どんなデザインのエコバックが登場するのか楽しみですね。

 この企画の皮切りとして、日販グループの株式会社リブロプラスが運営するリブロ・オリオン書房・あゆみBOOKSでのエコバッグの店頭販売が決まっています。各店をモチーフにしたデザインを採用し、それぞれの書店でしか手に入らない限定品として発売予定とのこと。日販グループでは今後、全国の取引書店に対し、布製エコバック販売の提案をしていくことで、書店業界における地球環境保護対策をリードしていくそうです。

 エコバックは購入時に多少のお金はかかってしまいますが、1回で捨ててしまうレジ袋と、何度も使えるエコバックを比べると、どちらがサステナブルなのか一目瞭然ではありませんか?冒頭に述べたタイでは、買い物に来る市民がバケツやスーツケース、鍋などそれぞれ思い思いの”エコバック”を持参し、買い物をしているようです。日本でもレジ袋が有料になり、消費者にどんな変化が起こるのでしょうか。

Photo:日本出版販売株式会社

(エコイスト編集部)

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2020.01.28