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カゴメもプラスチック問題への対策発表

2019年にタキイ種苗から発表された、好きな野菜ランキング第1位はトマトでした。大人は11年連続・子どもは8年連続のトップで不動の人気を誇っています。今では大人気のトマトですが、明治時代、西洋野菜であるトマトは日本では馴染みがなかったようです。それでもトマトの栽培に挑戦し、のちに加工に取り組んだ会社がカゴメということは、ご存知でしょうか? それ以来、畑を原点に野菜と向き合い新しい食を提案し、今年で121年目を迎えます。歴史もさることながら、トマトケチャップと野菜果実ミックスジュースの国内No.1のシェアを持つ会社でもあります。そんな歴史と実力を兼ね備えたカゴメは、地球環境の変化にも対応を始めています。

同社は2020年1月に、プラスチック問題による環境負荷の低減を目指して策定した「カゴメ プラスチック方針」を発表しました。この方針は、商品容器における過剰なプラスチックの使用をなくし、使用量の削減を推進することや、工場におけるゼロエミッションを継続して達成していくという内容となっています。

具体的には、①紙容器飲料において、2030 年までに、石油由来素材のストローの使用をゼロとし、資源循環可能な素材(植物由来素材や紙素材)への置き換え。②飲料ペットボトルにおいて、2030 年までに、樹脂使用量全体の 50%以上をリサイクル素材または植物由来素材とする、という目標が掲げられています。

目標の具体的な取り組みは、早速2020年4月からスタートします。一つ目は、紙容器飲料のプラスチックキャップが植物由来素材(サトウキビ由来)に切り替わります。対象商品は、カゴメ野菜生活 100 Smoothie 各種をはじめとしたキャップ付き紙容器飲料で、その他のキャップ付き紙容器飲料も順次切り替える予定だそうです。紙容器飲料のキャップに植物由来素材を使用するのは、日本では初めての取り組みとのこと。二つ目は、紙容器のプラスチックストローが植物由来素材(サトウキビ由来)を5%配合したものに切り替わります。対象商品は、カゴメ野菜生活 100 各種をはじめとした紙容器飲料で、植物由来素材の配合率も順次高めていく予定だそうです。

カゴメはプラスチック問題以外にも、環境課題に対して精力的に取り組んでいます。アメリカにある工場の屋根に太陽光パネルを設置し、工場での使用電力に再生可能エネルギーを取り入れたり、工場で使用する水を冷却水を再利用したりするなど、様々な活動を推進しています。

朝食やランチのお供にすることが多い紙パックの野菜ジュース。キャップやストローが何から作られているかなど、あまり気にする人もこれまでは多くなかったのが現実です。しかし、そういったポイントも商品選択の一つに加える消費者が世界的に増えてきているのも事実です。作る側も、使う側も、環境に対して同様の責任感を持つことで、持続可能社会が形成されていくことを忘れないことが大切ですね。

Photo:カゴメ株式会社

(エコイスト編集部)

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