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LUSHからプラスチックフリーな歯磨きジェリーが登場

「海洋プラスチックごみの問題は、ゴミ袋やペットボトルのこと。」と、思っている方も多いのではないでしょうか。確かにゴミ袋やペットボトルも原因の一つですが、みなさんが毎日使う歯磨き粉もプラスチックごみの原因の一つということはご存知でしょうか。歯磨き粉やスクラブ洗顔などには、スクラブ剤としてマイクロプラスチック(マイクロプラスチックビーズ)が使用されている製品もあり、それらが海に流れ込むことで生態系に及ぼす影響が懸念されています。一度自然界に出てしまうと回収は困難なため、一部の国(アメリカ・カナダ・フランス・イギリス)ではマイクロビーズを含むパーソナルケア製品の製造や販売が規制されています。日本でも天然由来成分や生分解性のスクラブ剤に切り替えるといった対応が進んでいます。

マイクロプラスチック対策が急がれるなか、英国発のフレッシュハンドメイドコスメLUSH(ラッシュ)は、ユニークな見た目の歯磨きジェリー「トゥースジェリー」を発売しました。マイクロプラスチックを使用しないのはもちろんのこと、ジェリーのような見た目通りに触れるとぷるっと柔らかい歯磨き粉。そして、マイクロプラスチックの代わりに、塩や炭などの自然由来の原材料が配合されており、細菌が好む水分を含んでいないため新鮮さを保つことができるそう。種類は全9種類で、口内をすっきりと仕上げてくれるミントをブレンドした爽快感のあるフレーバーや、ユーカリやレモングラスなどのハーバルで清涼感のあるフレーバー、イチゴやバニラをミックスしたスイーツのような甘みのあるフレーバーなど、豊富なバリエーション展開となっています。

さらに、LUSHはシャンプーを入れるプラスチック容器ごと無くした、固形シャンプー「シャンプーバー」も販売しています。手のひらサイズにも関わらず、ショートヘアなら80回も使えるコスパの良さ。なんと、シャンプーバー1つでボトルシャンプー3本分に相当するとのこと。プラスチックのボトルも、プラスチック製の詰め替え容器も必要ない。まさに、脱プラスチックの究極の進化形といえるのでは。そして、さらに、驚くのは、固形のコンディショナーも用意されているのです。セットで使えば、さらに環境にやさしいということですね。

「化粧品のための動物実験廃止に向けた戦いはラッシュの生涯目標であり、コアバリューです。」という声明を発表しているように、LUSHは環境保全だけでなく、化粧品のための動物実験廃止を強く訴えています。その取り組みは徹底していて、原料や資材の購入も動物実験をしていない取引先からのみから購入。全ての取引先から動物実験に関わらないことを確認する書類を毎年提出してもらっているとのことです。

ブランドが環境や社会を意識した、このようなアイテムを販売してるということは、値段だけではなく、その製品が出来上がる背景も意識した買い物をする人が増えているということの証なのではないでしょうか。

Photo:株式会社ラッシュジャパン

(エコイスト編集部)

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