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機内食に植物肉のバーガーはいかが?

最近、スーパーでも大豆で作ったソイミートなど、植物性の肉を見かけるようになったと思いませんか。その種類は、肉だんごやハム、ハンバーグなどバラエティ豊かな品揃えとなっています。日本では未だ、植物性の肉はメジャーにはなっていませんが、海外では植物性肉の市場は大きく、需要も高まっている状態です。このような食文化や文化的違いから、各国の航空会社もヴィーガンやベジタリアン向けの機内食を準備しています。

日本航空の機内食は、アレルギーのある方、宗教にかかわる要望のある方に対応して、幅広く準備されています。もちろん、ヴィーガンやベジタリアンの方も美味しく食べられる機内食が準備されています。その機内食のアラカルトメニューの一つに、Beyond Meat社の植物由来のパテを使った「ビヨンドバーガー」が登場しました。

ビヨンドバーガーは、2020年3月1日から5月31日の期間限定で、ロサンゼルスおよびサンフランシスコ発・東京行きのファーストクラス機内食のアラカルトメニューとして提供されています。(※新型コロナウイルス関連肺炎に伴い、日本航空は一部の便を運休・減便しております。最新の運航状況はJALホームページをご参照ください)今回採用された「ビヨンドバーガー」のパテは、植物の遺伝子組み換えなどは行っておらず、グルテンフリーでエンドウ豆を中心に作られたプラントベースドミート(植物肉)です。見た目だけでなく、食感も動物肉に近い形で作られているそう。

また、Beyond Meat社の発表によると、「ビヨンドバーガー」の生産から配送までのライフサイクルにおける環境影響をミシガン大学に調査してもらったところ、通常の畜産と比較して温室効果ガスは90%削減、エネルギー消費量は46%削減、水の使用量を99%以上削減という結果となったそうです。これらの結果から、「ビヨンドバーガー」を使用することは、地球環境に負荷をかけないという点でも優れています。

日本航空では、航空運送インフラとしての役割を果たしながら、SDGsが対象としている社会課題の解決に積極的に取り組んでいます。最近も、SDGsの3番目の目標「すべての人に健康と福祉を」と5番目の目標「ジェンダー平等を実現しよう」の観点から実施された変更があります。それは、2020年4月から女性客室乗務員や地上職員の制服を刷新するのに合わせ、靴に関する規定も見直し、ヒールの高さは0~4センチを認め、パンプス指定も撤廃するというもの。刷新された制服は、女性客室乗務員用にパンツスタイルが導入されたり、制服の生地に再生ポリエステルを利用したり、多様性に配慮したラインナップとなっています。

今回のビヨンドバーガーの提供は限定的ですが、いつかビヨンドバーガー以外にも動物性不使用のメニューが増えることは昨今の食文化や文化的違いから、大いにあり得ると思います。日本航空は、機内食の多様性以外にも、環境負荷低減に向け積極的に取り組んでいます。空のインフラ会社として、上空から見える美しい空と大地を守っていって欲しいですね。

Photo:日本航空株式会社

(エコイスト編集部)

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