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「い・ろ・は・す 天然水」のラベルレスが登場!

近年は水を購入する人、家庭での消費も一般的になり、生活必需品となったミネラルウォーター。ただ、ゴミ捨ての時に、ペットボトルのラベルを剥がすことが面倒と思っている人も多いのでは。その面倒くささが解消されるペットボトルが「い・ろ・は・す 天然水」から登場しました。

販売元の日本コカ・コーラ株式会社の発表によると、2020年4月からは、製品にラベルをはらない「い・ろ・は・す 天然水 ラベルレス」となるそうです。容器本体は水(日本の清流)を想起させるような形状で、「い・ろ・は・す」のロゴをエンボス加工したスタイリッシュなデザインとなっています。この製品は、ケース販売のみとなっており、通常ラベルに記載している原材料名などの法定表示は、外装ダンボールに記載することで、ラベルレス製品の販売が可能となっています。

そして、この製品の特長はラベルレスだけではありません。容器には、100%リサイクルペットボトルが使われているのです。これは、使用済みペットボトルをリサイクルし、また新たなペットボトルへ生まれ変わらせることから、”ボトル to ボトル”と呼ばれています。この”ボトル to ボトル”は、日本コカ・コーラが2018年1月に発表した「容器の2030年ビジョン」の目標により、徐々にリサイクルペットボトル素材(リサイクルPET樹脂)の使用率が上がっています。発表当初は、『2030年の時点でリサイクルPET樹脂の使用率50%以上』と掲げられていましたが、実現できる見通しが立ったため、2019年7月に『2022年までにリサイクルPET樹脂の使用率50%以上にし、2030年には”ボトルtoボトル”の割合を90%にまで高める』と更新されています。

「容器の2030年ビジョン」は、米国のザ コカ・コーラ カンパニーが発表した「World Without Waste(廃棄物ゼロ社会)」の実現を目指すグローバルプランに基づき作成されています。容器由来の廃棄物の問題の解決のため、設計、回収、パートナーの3つの柱をもと、下記活動が行われているとのこと。

==設計==
・2025年までに、日本国内で販売するすべての製品にリサイクル可能な容器を採用する。また同年までにすべての製品のPETボトルにサスティナブル素材(リサイクルPET樹脂または植物由来PET樹脂)を使用する。
・2030年までに、サスティナブル素材の割合100%とすることで、新たな化石燃料を使用しない容器の完全導入を目指す

==回収==
・2030年までに日本国内で販売した自社製品と同等量のPETボトルを回収する。

==パートナー==
・政府や自治体、飲料業界、地域社会と協働し、より着実な容器回収・リサイクルスキームの構築と維持に取り組む。

たくさんの企業がサステナビリティ戦略や目標を発表していますが、目標達成期限を早めるという企業はそんなに多くはありません。しかし、世界的ブランドのコカ・コーラが目標達成を早めたことは、飲料業界に大きなインパクトを与えるのではないでしょうか。

Photo:日本コカ・コーラ株式会社

(エコイスト編集部)

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