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ヴェレダも使用済み容器の回収をスタート!

コスメやボディケアなどの使用済み容器はこれまで、焼却型のサーマルリサイクルが一般的でしたが、これからは、使用済み容器を回収し再利用する流れがますます増えていくことでしょう。現に、キールズやLUSHといったスキンケアブランドも使用済み容器の回収を行っています。そして、オーガニックのスキンケアで有名な「ヴェレダ」も使用済み容器の回収を行うと発表がありました。

ヴェレダ・ジャパンの発表によると、ヴェレダ直営店にて使用済み化粧品容器を回収し、新たな資源として再利用する「リサイクル・アップサイクル」を始めました。回収対象製品は、プラスチック容器、ガラスボトル、アルミ容器、スターターセットなどの小さな容器も回収対象となります。ただし、「ヴェレダ・ジャパン」のシールが貼付されている容器に限られるとのことですので、ご注意下さい。

また、容器回収に協力すると、使用済み化粧品容器1本につき1ポイントが貰えます。20ポイント貯まると、「ヴェレダミニサイズ商品2つ」か「トリートメント・オプション」のいずれかがプレゼントされるそう。いらなくなった容器を持っていくだけで、プレゼントがあるのは嬉しいですね。

実は、ヴェレダの地球環境に対する取り組みは、何も使用済み化粧品容器回収だけではありません。ヴェレダ の環境への取り組みは、生物多様性の問題から植物原料の調達、天然資源や環境に配慮した容器包装の利用といったことにまで及んでおり、主な取り組みは以下の通り。

●原料の持続可能な利用
植物原料の80%以上を認証された有機農法かバイオダイナミック農法、認められた野生採集で調達している。この割合を増やしていく努力も続けている。

●環境負荷の少ない自然エネルギーの利用
グリーン電力を100%使用しており、 ドイツ、スイス、フランスの生産拠点では、50%の再生可能エネルギーを使用しています。 2022年までに、再生可能エネルギーの消費を80%に増やすことを目指しています。薬用植物ガーデンでは、灌漑には、雨水を集めた貯水槽の水を使用しています。

●バイオダイナミック有機栽培農法
バイオダイナミック有機栽培農法とは、ヴェレダの創始者シュタイナーがアントロポゾフィー(人智学)にもとづき考案した独自の農法。粉末状にした水晶などの鉱物、カミツレ、ノコギリソウなどの植物、牛糞などを混ぜてつくる「調合剤」を使い、単に栄養を与えることではなく、大地そのものの生命力を高めるという考え方です。

●環境に配慮したサステナブルな容器包装
現在、パッケージングのサスティナビリティの改善に取り組んでいます。長期的に廃棄物ゼロを目指しています。2022年までに、パッケージに使用するリサイクル材料の割合を2倍以上にして、65%以上にすることを目標としています。

ヴェレダは来年設立100周年を迎えます。約100年という長い伝統の中で、ずっと自然と向き合ってきたことで、持続可能なビジネスを営むことが出来たのでしょう。これからも伝統を守りつつ、製品も環境に与える影響もアップデートして欲しいものです。

Photo:株式会社 ヴェレダ・ジャパン *Weleda Annual and Sustainability Report 2019

(エコイスト編集部)


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